瀬戸内寂聴さん、細木数子さん、高倉健さん、森光子さん…芸能界でささやかれる「巨星墜つ」“11月10日”!

 多くの国民から愛された大物が、相次いで旅立った。

 11月10日、占術家の細木かおり氏が自身のインスタグラムで、母で占術家の細木数子さんが同月8日に呼吸不全で亡くなったことを報告した。83歳だった。

 細木さんは、1985年に上梓した著書『運命を読む六星占術入門』(ごま書房新社)がベストセラーになり、「六星占術」ブームを巻き起こした。2004年から2008年にかけて放送されたレギュラー番組『ズバリ言うわよ!』(TBS系)、『幸せって何だっけ~カズカズの宝話~』(フジテレビ系)が大人気となり、「地獄に落ちるわよ」などの言葉が話題となった。

 数多くのテレビ番組に出演してきた細木さんの訃報は注目を集めたが、その翌日には新たな悲報が届いた。11月11日、作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんが同月9日、心不全のため京都市内の病院で亡くなったことが報じられたのだ。99歳だった。

 瀬戸内さんは、1950年から少女小説家として活動。1957年に『女子大生・曲愛玲』が新潮社同人雑誌賞を受賞し、文壇デビュー。1963年には自伝的小説『夏の終り』で女流文学賞を受賞するなど、恋愛小説や伝記小説を次々と発表し人気を集めた。

 1973年には岩手県の中尊寺で得度し「寂聴」を名乗るようになり、執筆活動の傍ら、週末には法話を行なうなど尼僧としても精力的に活動した。1997年には文化功労者に選ばれ、2006年には文化勲章を受章している。

■大物の訃報で注目された『11月10日』

 細木さん、瀬戸内さんの相次ぐ訃報に対し、「細木数子も瀬戸内寂聴も亡くなってしまって悲しい」「瀬戸内寂聴さん、細木数子さんの言葉は心うたれる。ありがとうございました」「どちらの人も同時代を全力で生ききった。合掌」など、故人を惜しむ声がネットにも多数寄せられている。

「細木さん、瀬戸内さんと大物のお2人が立て続けに旅立ったことは、本当に大きな出来事ですよね。ただ、芸能界、マスコミ関係者の間では驚きの声も上がっています。それは、“お2人も11月10日前に亡くなるとは……”というものです」(ワイドショー関係者)

 11月10日という日付には、以前からある噂があったという。

「これまでも、森繁久彌さんが2009年、森光子さんが2012年、高倉健さんが2014年にそれぞれ“11月10日”に逝去されているんです。偶然のはずですが、芸能界やマスコミ関係者の間では、11月10日は大物が亡くなってしまう日ではないか、といった声もありました。

 そうした話もある中で、11月10日当日ではないですが、細木さんが11月8日、瀬戸内さんが9日にこの世を去り、改めて、この“11月10日の話”が注目されているんです」(前同)

 日本を代表する大物が天に召された11月10日とその周辺の日。それは偶然のことだと思われるが……。

2021/11/12 7:45

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