年の瀬恒例の大型音楽特番『２０２１ ＦＮＳ歌謡祭』（フジテレビ系）が、今年も１２月１日と８日に放送されることが、１１月１１日に発表された。

　また、２０１９年の放送以降、番組を支えている嵐の相葉雅紀（３８）とフジテレビの永島優美アナウンサー（２９）の２人が司会を続投することも併せて発表された。

「１１月１１日、『ＦＮＳ歌謡祭』の番組公式ツイッターでは、司会の相葉の動画メッセージを投稿しました。相葉自ら放送決定を報告する内容だったのですが、動画の終盤に相葉が口にしたコメントが一部で話題となっているんです」（女性誌記者）

　相葉は動画で「いや〜そろそろ僕もなんかやりたいな〜と思ってるんですよね。そちらの方もお楽しみにしていて下さい！」と語った。

「なんとも意味深な相葉のコメントだったのですが、彼がリーダーを務める『ＶＳ魂』（フジテレビ系）の主題歌を『ＦＮＳ歌謡祭』で披露することを匂わせているのではないか、と話題になっているんです。

　実際、『ＶＳ魂』ではレギュラーメンバーの相葉、風間俊介（３８）、ジャニーズＷＥＳＴの藤井流星（２８）、Ｋｉｎｇ＆Ｐｒｉｎｃｅの岸優太（２６）、ＳｅｘｙＺｏｎｅの佐藤勝利（２５）、ジャニーズＪｒ．内のグループ・美 少年の浮所飛貴（１９）の６人が歌う主題歌プロジェクトが進行していますからね」（前同）

■主題歌匂わせに複雑胸中も……

　１０月７日放送の『ＶＳ魂』で明らかになった番組の“主題歌プロジェクト”の存在。番組で相葉は、「主題歌。このメンバーでやって、『ＦＮＳ歌謡祭』に出よう」とレギュラーメンバーたちに提案をする場面も放送された。

　番組では着々と主題歌プロジェクトが進行し、楽曲提供を人気ロックバンドのサンボマスターが行なうことも決まっている。

　プロジェクトが進行する中での“匂わせ”に、ファンからは「相葉さんのやりたいこと…もしかしてＶＳ魂の主題歌だったりする？　期待しちゃう」「ＦＮＳ歌謡祭でＶＳ魂主題歌初披露だと信じてるので……　よろしくお願いします……」「ＦＮＳ歌謡祭で相葉ちゃんが匂わせしてるの魂関係？」といった反応が寄せられている。

「『ＦＮＳ歌謡祭』での『ＶＳ魂』の主題歌披露に期待する声も出ていますが、その一方で複雑な心境を投稿しているファンもいます。１つは、レギュラーメンバーで唯一のＪｒ．である美 少年の浮所に絡む声です」（前出の女性誌記者）

　それは、「ＣＤ出すとなったら浮所くんも美少年としての前にデビューするという訳わかんないことになるよね」「浮所くんが自分のデビューより先にＣＤ出すのはちょっと複雑だし難しい問題だね」「浮所くんがＣＤデビューするのは美少年の時がいいもんね」といったものだ。

■「嵐以外で歌う相葉くんは見たくない」

　相葉は、１０月２１日放送回でメンバーに主題歌制作を伝えた際、「ＣＤ出さないから」とＣＤリリースがないことを明言している。

「せっかく曲を作るならＣＤがほしいという人もいるでしょうし、今後、反響次第でリリースの有無は変わってくる可能性もあると考えられます。もし発売となると、まだデビューしていない浮所は『ＶＳ魂』の主題歌で初めてＣＤを出すことになるかもしれません。

　過去には、亀梨和也（３５）がＫＡＴ－ＴＵＮのデビュー前に、ドラマ『野ブタ。をプロデュース』（日本テレビ系）から誕生した山下智久（３６）とのユニット・修二と彰で『青春アミーゴ』を発売し、これが亀梨にとって初めてのＣＤリリースとなった前例があります。

　ただ、浮所には美 少年の曲でデビューしてほしいという思いのファンがいますし、今後リリースされると方針が変わった場合は、多少のハレーションが起きてしまうかもしれませんね」（前出の女性誌記者）

　さらに、番組を引っ張る相葉に対しても、「嵐以外で歌う相葉くんは見たくないと思った」「本当は嵐として歌ってほしいって気持ちがあるから少し寂しい」といった意見がネットにも寄せられている。

「主題歌プロジェクトが発表された当初から、相葉には“次聞く時は嵐としてが良かった気持ちもある”といった声が少なくなかったんです。嵐が活動を休止してから１０か月が経った。１１月３日には、ライブ映画の舞台挨拶に相葉、櫻井翔（３９）、二宮和也（３８）、松本潤（３８）の４人が登壇し、嵐としての存在感を再び示してしれました。

　そうした状況もありますし、相葉が歌をやるなら“嵐で”という思いが、一部の嵐ファンには強くあるのでしょう。それが、『ＶＳ魂』の主題歌へのネガティブな意見につながってしまっているのではないでしょうか」（前同）

　さまざまな思いが交錯する中、『ＦＮＳ歌謡祭』で『ＶＳ魂』の主題歌が披露されたら、どんな反応が寄せられるのだろうか……。