瀬戸内寂聴さんに各界から哀悼の声 黒柳徹子「みんなの味方が亡くなった」

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 9日に99歳で死去した作家で僧侶の瀬戸内寂聴さんは、幅広い交友関係でも知られた。訃報が流れた11日、女優の黒柳徹子(88)、女優の三田佳子(80)、南果歩(57)、タレントの清水ミチコ(61)、歌手の中村美律子(71)ら、親交があった著名人から哀悼の声が相次いだ。

 黒柳は「みんなの味方が、亡くなった」と喪失感を表現した。

 「こんなことまで書いちゃうんだ!という小説家が、尼さんになった。尼さんになっても『書いちゃおうかな』と言って書いていらした」と活動を振り返り、「100歳近くまで尼さんで、説法しながら恋愛小説を書く。日本は面白い国だと思う。でも、もうお会いできないと思うと悲しい」と悼んだ。

 三田は瀬戸内さん原作の映画「妻と女の間」(1976年)に主演して出会い、現代語訳「源氏物語」を朗読し112枚のCDにする大役を担った。「製作期間中、苦しい時、辛い時に、いつも背中を押してくださり、先生とご一緒できたことは私にとって何よりの誇りであり、大きな思い出」だと語った。

 海外で訃報に触れたという南は「私の心は京都寂庵に有ります。幾度、寂庵に先生を訪ねたことでしょう。私の不幸話を笑い飛ばし『あなた、これからが人生楽しいんだから、たくさん恋をしなさいよ!』と、いつも励ましてくださいました。先生の法話と笑顔に救われたのは私だけではありません」と回想。

 最後に電話したのは今年5月、瀬戸内さんの誕生日。「『先生だけが100歳のアイドルになれる方ですよ』とお伝えすると、『あら、それ悪くないわね』と、また2人で笑い合いましたね」と振り返り、「今は寂しくてたまりません。もう一度お会いしたいです」と悲しんだ。

 清水は「30年くらい前、手書きで(モノマネの)お礼のハガキをいただきました。本当に驚き、また嬉しかった」と明かし、「心の広さや温かさ、豪快さは声にも表れておられ、大好きでした」と惜しんだ。

 シングル「風まかせ」(2005年)を作詞してもらい、瀬戸内さんが住職を務めていた岩手県浄法寺町の天台寺でコンサートを行うなどした中村は「信者さんの前で歌わせていただいたり、ステージに出ていただいたり、なんでもフランクに相談できる先生でした」としのんだ。

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  • 11/12 5:59
  • デイリースポーツ

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