細木数子さん急逝 83歳、呼吸不全 娘で後継者かおりさんが打ち明けた別れの言葉

拡大画像を見る

 「六星占術」でブームを起こし、バラエティー番組では「視聴率の女王」と呼ばれた占い師の細木数子(ほそき・かずこ)さんが、8日に呼吸不全のため都内の自宅で死去していたことが10日、分かった。83歳。東京都出身。告別式は近親者、関係者のみで行う。お別れ会は14日午後6時から東京都港区南青山2の26の38、梅窓院で。喪主は娘で後継者のかおりさん。

 「地獄に落ちるわよ!!」-。毒舌ワードを織り交ぜながらの、歯に衣着せぬ物言いで人気を博した細木さんが、星になった。後継者として活動している娘の細木かおりさん(42)が、インスタグラムで急逝を報告。夜に報道陣に対応した。

 かおりさんによると、細木さんは数日前まで鰻を平らげるなど元気な様子だったというが、7日夜に発熱。主治医が点滴で抗生剤を投与したが、8日午前7時に自宅ベッドで眠るように息を引き取ったという。かおりさんはこぼれ落ちる涙を時折ハンカチで拭い、声を震わせながらも気丈。「前夜に『大丈夫?つらくない?』と言ったら、『大丈夫』と言いましたので、それが最後です」と別れの言葉を打ち明けた。

 細木さんは17歳でコーヒーショップを開店するなど、飲食店を経営。多額の借金を抱えたことが契機となり、中国の易学を学び、「六星占術」を編み出した。44歳のときに初めて出版した関連著書は、累計発行1億部突破の大ベストセラーに。運気が下がることを意味する「大殺界」という流行語も生んだ。

 00年代には多くのテレビに出演。TBS系「ズバリ言うわよ!」やフジテレビ系「幸せって何だっけ」などのレギュラー番組を持った。影響力が大きく、細木さんのアドバイスを受けて、多くのタレントやお笑いコンビが改名。映画のタイトルが公開1カ月前に、急きょ変更されたこともあった。スポーツ界にも“細木信者”は多く、大相撲の元横綱朝青龍関は「日本の母」のように慕っていた。

 80歳を超え、18年には表舞台からほぼ引退。3人の子を持つ娘らと同居し、穏やかに余生を過ごしていた。かおりさんは「ひ孫と笑顔で楽しそうに遊ぶ姿は、あの頃とはまるで違う優しい表情でした」と近況を紹介。家族愛に包まれ、細木さんは天国へ旅立った。

関連リンク

  • 11/11 5:59
  • デイリースポーツ

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます