テリー氏が指導受けたコンテ監督に言及「アントニオのもとでは…」

 チェルシーのレジェンドで、現在は指導者の道を歩むジョン・テリー氏が、かつて指導を受けたアントニオ・コンテ監督について言及した。イギリス紙『イブニングスタンダード』が伝えている。

 テリー氏は1995年にチェルシーの下部組織に加入し、1998年にトップチームへ昇格した。2000年にノッティンガム・フォレストへ短期間の期限付き移籍を経験した以外はチェルシーで過ごし、クラブ史上3人目となる公式戦通算700試合出場を達成。プレミアリーグやチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)でも優勝を果たし、チェルシーに多くのタイトルをもたらした。

 現役引退後は指導者に転身し、ディーン・スミス監督の右腕としてコーチング業に携わり、今年7月に退団を発表。「しばらくは家族と一緒に過ごすよ」とコメントし、監督としてのオファーを待っている状態が続いている。

 テリー氏は今月開始したSNSで、チェルシーと同じロンドンに居を構えるトッテナム指揮官に就任したコンテ監督についてコメント。チェルシー時代に指導を受けたコンテ監督の厳しい指導を思い出し、「アントニオのもとでは、体のキレが最高だった。トレーニングはタフだったし、(結果のための)犠牲は必要だ」と言及しつつ、選手には犠牲を払う覚悟があればそれだけの価値があると説いた。

 トッテナム1日にヌーノ・エスピリト・サント監督を解任しコンテ監督を招へい。コンテ監督はチェルシー就任1年目にトッテナムとのタイトル争いの末、プレミアリーグ制覇を果たすと、2年目はFAカップを制した。その後はインテルにスクデットをもたらしている。

2021/11/11 0:59

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