ジェラード氏、アストン・ヴィラの新監督就任に近づく…近日中にも発表か

 アストン・ヴィラは、レンジャーズを率いるスティーヴン・ジェラード監督の引き抜きに近づいているようだ。10日、イギリスメディア『トークスポーツ』などが報じた。

 5日に行われたプレミアリーグ第11節サウサンプトン戦で0-1の敗北を喫したアストン・ヴィラは、リーグ戦5連敗で16位と低迷。成績不振を受け、2018年10月から指揮をとっていたディーン・スミス前監督の解任を7日に発表した。

 そんなアストン・ヴィラは、ジェラード氏を後任候補の一人にリストアップしていることが先日に報じられていた。そして現在は、同氏の引き抜きに「自信を持っている」と伝えられている。地元紙『バーミンガム・メール』のアシュリー・プリース記者によると、すでにコーチングスタッフの選定以外は済んでおり、早ければ24〜48時間以内に就任が発表される可能性があるようだ。

 なお、スコットランド紙『レコード』によると、レンジャーズとの契約解除に必要な支払額は、200万ポンドから300万ポンド(約3億円〜約4億5000万円)となる模様。

 現在41歳のジェラード氏は、現役時代にリヴァプールで活躍。2016シーズン終了後にロサンゼルス・ギャラクシーで現役を引退し、2017年からリヴァプールの下部組織で指導者キャリアをスタートさせた。2018年5月にレンジャーズの監督に就任すると、昨シーズンはスコティッシュ・プレミアシップで無敗優勝を達成し、同クラブに55度目のリーグタイトルをもたらした。

2021/11/10 23:09

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