鮮やかループの反撃弾でドロー貢献…冨安健洋、アタランタ戦のチームMVPに選出
ボローニャに所属する日本代表DF冨安健洋が23日に行われたアタランタ戦のチーム最優秀選手(MVP)に輝いた。クラブ公式サイトが28日に発表した。
冨安は23日に行われたセリエA第14節のアタランタ戦に右サイドバックでフル出場。2点ビハインドの73分には圧巻のオーバーラップからFW顔負けの鮮やかなループシュートを沈めて、反撃に導くゴールを獲得。開幕14試合連続のフル出場と今シーズン初得点を記録し、2-2の引き分けに貢献した。
クラブ公式サイトによると、冨安はファン投票の54.55パーセントを獲得してアタランタ戦のMVPに選出。同点弾を決めたアルゼンチン人DFネウエン・パス(25パーセント)、センターバックでフル出場したチリ代表MFガリー・メデル(11.36パーセント)を抑えて最優秀選手賞に輝いた。
なお、冨安は10月4日に行われた第3節のベネヴェント戦以来、今シーズン2度目のMVP受賞となった。ベネヴェント戦では左センターバックと右サイドバックでプレー。チームはアウェイで昇格組に0-1で敗れたが、冨安は体を張った守備やクロスでのチャンス演出などで健闘し、ファン投票の41.18パーセントを得てMVPに選ばれていた。