トラヴィス・スコット、「アストロワールド」の負傷者から提訴される 過去には2度の逮捕歴

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現地時間5日に開催した「アストロワールド」では、主催者であるトラヴィス・スコットがパフォーマンス中に観客が殺到し8名が死亡、数百人が負傷した。ステージの途中では、ラッパーのドレイクがサプライズ出演していた。

当日、会場で負傷したクリスチャン・パレデスさん(Kristian Paredes、23)はトラヴィスとドレイク、大手コンサート・プロモート企業ライブ・ネイション社、ハリス郡スポーツ&コンベンション・コーポレーションの過失を非難する訴状を提出した。

英メディア『Daily Mail Online』が入手した書類によると、「スペシャルゲストのドレイクがトラヴィスのステージに登場し、観客を煽るのを手伝った。群衆が制御不能になり騒乱が続いていたにもかかわらず、2人はパフォーマンスを続行した」などと記載されている。

クリスチャンさんはトラヴィスらに過失があったとして、怪我の後遺症を含む身体的障害と治療費のために100万ドル(約1億1300万円)相当の賠償金を求めた。

また別の負傷者であるマニュエル・スーザさん(Manuel Souza、35)は、トラヴィスと彼のレコード会社、ライブ・ネイション社、スコアモア社などを過失で訴え、100万ドル以上の賠償金を求めている。

マニュエルさんは群衆の中で踏まれて重傷を負っており、「トラヴィスはコンサートでファンに激怒するよう扇動した」と訴えた。弁護団は「恐ろしい悲劇だが、予測可能であり防ぐことができた。トラヴィスとプロモーターは、イベントを安全で厳重なものにする責任があった」と述べている。

トラヴィスは過去にコンサートで観客を扇動したとして2度逮捕され、有罪判決を受けたことがある。

1度目は2015年、米シカゴで開催した音楽フェスティバル「ロラパルーザ」に出演中、無秩序な行為を行ったとして起訴され、有罪となったものだ。当時のシカゴ当局の発表によると、トラヴィスは1曲目を演奏した後、ファンにバリケードを超えて来るように言い始めた。その後現場から逃走したが、しばらくしてから身柄を拘束したという。

2度目は2017年、米アーカンソー州でのコンサート中、ファンにセキュリティを迂回してステージに突入するよう扇動したとして逮捕された。無秩序な行為をしたとして、のちに有罪判決を受けていた。

画像は『flame 2019年2月5日付Instagram』『ASTROWORLD FEST 2021年11月5日付Instagram「SICKO MODE」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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