King & Prince神宮寺勇太、単独初主演舞台で見せた“新たな顔” 約5分の一人語りの圧巻シーンも<葵上/弱法師>

【モデルプレス=2021/11/08】King & Princeの神宮寺勇太が舞台単独初主演を務める舞台『葵上』『弱法師』―「近代能楽集」より―が8日から開幕。同日、公開ゲネプロおよび取材会が行われ、共演者の中山美穂、演出の宮田慶子氏とともに出席した。

◆神宮寺勇太、単独初主演舞台で見せた“新たな顔”

舞台単独初主演となる神宮寺は「僕自身のこういう姿をみなさんに見ていただく機会はなかなかないので、是非足先から、頭の上まで堪能していただけたらと思います」と自信を覗かせた。

『葵上』では美貌の青年・若林光を演じ、『弱法師』では戦火で視力を失った二十歳の青年・俊徳という、これまで数々の盟友たちが演じてきた難しい役に挑む神宮寺。ワンシチュエーションの会話劇にも関わらず、ゲネプロを見た報道陣も驚き、「ファンのみなさんもこの姿にびっくりするのではないか」と言わしめるほど、これまでに見せたことのない“俳優・神宮寺勇太”の姿が見られる。

◆神宮寺勇太、台本3ページ分・約5分の一人語りシーンも

全8編の短編戯曲から成る三島由紀夫の代表作「近代能楽集」。能の物語を現代の設定へと落とし込みながら、現実世界を超越した能の幽玄さが違和感なく融合する独特の世界観が、演劇的にも魅力的な作品。 その中の一編『葵上』は、「源氏物語」を原典に、時代を超えても変わることのない、嫉妬や欲望、情念など、心の内に秘められた闇を生々しくも幻想的に描いている。

さらに『弱法師』は、終末観に腰を据えた青年がいかに大人の世界に復讐するかを軸に、滑稽にも見える両親とのやり取りと、主人公がこの世の終わりを語り、現実的なもの全てに対する敗北を表す最後の台詞が印象的な作品となっている。

悲しみに暮れたり、叫んだり、そして見せ場となる台本3ページ分、約5分の一人語り…と、コロコロと変わる表情と莫大なセリフ量。神宮寺は「覚えられる自信はなかったですし、夜も眠れなかったです。最初の頃は。これは自分に覚えられるのかとすごい思いましたね」と不安を抱いていたが、「たくさん稽古を重ねてもらえたので、自分の中に落とし込む作業ができました」と少しずつ身に付けたようだ。

演出の宮田氏からは「役を食べちゃえ」とアドバイスをもらったという神宮寺。「役をまとってステージに出るっていうじゃないですか。そうじゃなくて“食べちゃえ”って言われたことが印象に残っていて」と語っていたように、同作で神宮寺は2作品の難役を“食べちゃった”かのように見事自分の中に落とし込んで、見るものに印象を与えていた。

なお、同作の東京公演は東京グローブ座にて11月8日から28日まで、大阪公演は梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて12月1日から5日まで上演される。(modelpress編集部)

◆「葵上」ストーリー

深夜の病院の一室。若林光は入院する妻・葵の元を訪ねる。看護婦から、真夜中になると見舞いにやってくるブルジョア風の女のことを聞かされる。光が病室にいると、かつて光と恋仲であった六条康子が現れた。毎晩、葵を苦しめていたのは康子の生霊であった。康子の生霊は、再び光の愛を取り戻そうと昔の思い出を語り出す。次第に、光は葵のことを忘れそうになるが、葵のうめき声で我に返り…

◆「弱法師」ストーリー

晩夏の午後。家庭裁判所の一室。2組の夫婦が、俊徳の親権を争っている。高安夫妻は俊徳の生みの親である。俊徳が戦火で両親とはぐれ、火で目を焼かれて失明し、物乞いをしていたところを川島夫妻に拾われた。それぞれに権利を主張するも、俊徳はそれを嘲笑し、育ての親は奴隷、生みの親は救いがたい馬鹿だと言い放つ。平行線をたどる話し合いに業を煮やして、調停委員である桜間級子が俊徳と二人だけで話をすることになり…


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  • 11/8 20:00
  • モデルプレス

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