冨永愛、おでん作りのこだわり明かす 自身の幸せは“料理”と“睡眠”にあり

イベント『貝印が考える「環境」「未来」「より良い暮らし」』では“ウェルビーイング”が取り上げられたが、冨永愛は「最近よく聞く言葉だと思います。自分の生き方に注目してきている時代なのかなと思いますし、個性の開放、自分らしさを追求していく時代になったような気がしますね」とその印象を語った。そして「自分の心地良い生き方を追求していくのがウェルビーイングかなと(捉えていました)。コロナの時代がありつつ、自分の人生をどうあるべきなのか、どうしたいのか、私もたくさん考えました。すごく時代にマッチした言葉だなと思います」とコメントした。

“ウェルビーイング”は英語で“良い状態”を表す言葉だが、その内容から“幸福”を指すことも少なくない。それに絡めて「幸せを感じる瞬間」を聞かれた冨永愛は「一番好きな時間は寝るときなんです。お布団に入って『寝る』っていうときが一番幸せ。何も考えないじゃないですか。一日の終わりだし、また明日に向けて新しい自分になれる」とはにかみながら明かした。「睡眠は美容にもとても大事ですし、体のリズムを整える時間だと思うので、すべてを開放しているというか…大好きなんですよ、寝るのが」と微笑んだ冨永は、眠る前には深呼吸をして「割と早く寝ます」という。

他にも一番癒やされるのは、息子や友達のために料理を作って「美味しい」と言ってもらうことだと冨永愛。「料理って愛情を込めないと美味しくならないんですよね」という冨永は「作り終わって自分の思った通りの味になっていると快感だし、それをまた『美味しい』と言ってくれるととても幸せだなと思いますね」と顔をほころばせた。最近美味しいと言われたメニューは「おでんを作りました」と世界的なモデルでありながら庶民的な和食を挙げて「具材のポジション取りが大事」と笑いながら「絶対大根(鍋の)下にいきたいですよね。鍋底大根って言うんだっけ? 卵はゆで卵にしてたれにつけておくだけ。中が固まっちゃうのが好きじゃないから、中が半熟の状態で」とこだわりポイントを説明した。「この話、面白いかな?」とおでんトークを心配しながら「まっ、いいか。美味しいと言ってもらえたので良かったです」と明るく笑った。

また料理が好きな冨永は、やはり包丁が気になるようで「包丁を新しくしたんですけど、切れ味がすごく良くて」「一番分かりやすいのがトマトを切るとき。トマトが潰れずにサクッといけるのは気持ちいいですよね」と貝印の包丁に満足したという。さらに自分が欲しいアイテムとして「よく切れるのに指だけ切れない包丁」を貝印にリクエスト。「毎日料理するんですけど、やっぱり指を切ってしまうんですよ」と実体験を話すと、社長の遠藤浩彰氏が「技術的に実現できるか考えなければいけません」と返答した。一方、ともに登壇した俳優の板垣李光人が“先端のブラシの部分を交換できるメイクブラシ”を提案した。これならばブラシは開いたり汚れていってもその部分を交換するだけで軸は捨てずにそのまま使えるが、遠藤社長は「すぐにでも商品化できそうです。サステナブルに対する意識が取り込まれていてさすがですね」と好感触だった。

貝印では11月9日より11月14日まで「特設展 美しきKAI Design展2」を東京・六本木ミッドタウンにて一般公開する。一足先に見学した冨永愛は「すごくユニークな物たちばかりで驚きました。サステナブルであるかもとても大事にされていて、これから先の未来の道具たちの展示だなと思いました」とコメント。また「#剃るに自由を(TM)」をテーマにしたコミュニケーションの第2弾として、 毛に悩む小中学生に向けて正しい剃り方や毛の知識を学べる本『FIRST SHAVE BOOK(TM)(ファーストシェイブブック(TM))』を提供する。11月13日に東京・渋谷「MAGNET by SHIBUYA109」エントランスイベントスペースにて無料配布するが、これに付属する2022年3月発売予定の紙カミソリ(R)はハンドルが紙のため従来比98%のプラスチック部分削減を実現したもの。また同ブックは特設サイトでも公開中だ。

(TechinsightJapan編集部 取材・文:関原りあん)

2021/11/8 16:01

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