カイリー・ジェンナー「トラヴィスと私は打ちひしがれている」 音楽フェスの犠牲者らを追悼

カイリー・ジェンナーの恋人でラッパーのトラヴィス・スコットが現地時間5日、米テキサス州ヒューストンで開催した音楽フェスティバル「アストロワールド」に出演中、観客がステージに向かって殺到。8名の死者と数百人の負傷者が出た。

これを受けてカイリーは6日、自身のInstagramストーリーで声明を発表。「トラヴィスと私は悲しみに暮れ、ショックで打ちひしがれています」と綴り、犠牲者と家族に追悼の意を述べた。

「昨日の事故で亡くなられた方、負傷された方、影響を受けた方すべてにお悔やみとお見舞いを申し上げます。そしてヒューストンのファンを大切にしているトラヴィスのために。」

カイリーは当日、トラヴィスとの長女ストーミーちゃんや姉のケンダル・ジェンナー(26)とともに会場を訪れており、撮影したライブの様子を自身のInstagramストーリーに公開していた。しかしその動画のひとつに、負傷者を運ぶための救急車が観客の間を通過する様子が映っていたのである。

トラヴィスは当初、ショーを中断してステージから「救急車が来ている」と言っていたものの、すぐに演奏を再開してパフォーマンスを続行した。そのためSNSでは、カイリーがこのような動画を公開したことやトラヴィスがショーをすぐに中止しなかったことに対する批判が殺到していた。

カイリーは声明でこの件に触れており、「このことを明確にしておきたい。私達はショーの終了後にニュースが流れるまで、死亡事故が発生したことを知りませんでした。もし知っていればライブを撮影したり、演奏を続行することは絶対になかったでしょう」と釈明した。

そして最後に「この困難な時期に、すべてのご家族に深い哀悼の意を表し、影響を受けたすべての人々が癒されるよう、祈りを捧げます」と言葉を添えた。

なお英メディア『The Sun』によると、当日の会場でカイリーとケンダルを見たという人物が「2人は6人のボディガードに付き添われ、遺体や心肺蘇生法を受けている人々の横を歩き去っていった。頭を下げて隠れるようにしていたので、誰も彼女達の顔や表情を見ることができなかった」と語ったそうだ。

画像2、3枚目は『Kylie 2021年11月6日付Instagram』『Kendall 2021年11月6日付Instagram』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

2021/11/8 13:20

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