SACO PROJECT!が最初で最後のライブ!正式デビュー前に見せた完成度と可能性

 振付師の槙田紗子がプロデュースするアイドルグループ「SACO PROJECT!」が11月6日、東京・渋谷のduo MUSIC EXCHANGEにてプレデビューライブを開催。5月のメンバー決定以降、初めてファンの前でパフォーマンスを披露した。

 元「PASSPO☆」の槙田が自ら理想のアイドルグループをプロデュースすべく、オーディション「SACO PROJECT!」をスタートさせたのは元日のこと。5月30日には合格メンバー7名が発表され、そこから5カ月余りにわたって一人の脱落者も出ることなく今回のプレデビューライブに漕ぎつけたことは、それだけでも特筆すべきことだろう。

 合格者の7名は藍、かんな、はづき、あすか、延松舞佳、秋元ゆうり、ひまわり(立ち位置順)。メンバーたちはおそろいの白Tシャツと黒のスコートでステージに登場した。その衣装はオーディションの最終審査と同じもので、今回のステージがまだ“プレデビュー”であるとともに、オーディションの総仕上げだということを示していたのではないだろうか。



 マーチに乗って入場したメンバーたちは「Aチームのひまわりです!」などとチーム名入りで自己紹介。これはチーム対抗戦の形式で行われたオーディションを模したもので、スクリーンには「10分SACO PROJECT!!」の文字が。どうやらステージ序盤ではオーディション合格までの歴史を映像ではなく、寸劇で見せていくようだ。

 ここでプロデューサーの槙田も登場し、メンバーに向かって「二次審査はチーム審査になります」と宣言。次いでダンス講師のりな先生が登場し、柔軟運動などをこなす場面も。槙田が二度目に登場した際にはメンバーに対して苦言を呈し、それに対して延松舞佳が「今日のレッスンで明確な課題が分かってよかったです」といった感想を口にするなど、オーディション中の浮き沈みが観客にも伝わるように工夫されていた。

 二手に分かれたメンバーはそれぞれ、ダンスの課題曲を披露。ファンにとっては初めて目にする生パフォーマンスだ。そのダンスはデビュー前のアイドルにしてはキレがあり、ファンを驚かせるには十分な躍動感にあふれていた。ここで送られた拍手は、掛け値なしに賞賛の拍手だったに違いないだろう。

 寸劇では、5月9日にファンの前で行われる予定だった最終審査がコロナの影響で中止になり、「やっとファンの人に会えると思ったのに…」と残念がる姿も再現。ここで25秒ほど課題曲の「SUMI-HAJI」を踊ったのはおそらく最終審査の様子だろう。ステージには合格者に贈られるティアラが登場し、再び現れた槙田が「合格メンバーを発表していきたいと思います」と宣言。一人一人にティアラを着けていく姿は、本来ならファンの目前で行われるはずだった合格発表をあらためてファンとメンバーの双方に追体験してほしいという親心だったのではないだろうか。



 10分のオーディション再現を終えたメンバーたちは、課題曲にして初のオリジナル曲である「SUMI-HAJI」をパフォーマンス。披露後には7人で声を合わせて「初めまして、私たちSACO PROJECT!です!」と自己紹介だ。その言葉通り、彼女たちがファンに会うのはこの場が初めてなのである。彼女たちのデビューを目撃すべく集まったファンからは惜しみない拍手が送られ、メンバーたちも嬉しそうな表情でお手振り。ひまわりが「やっとみなさんにお会いするができて本当に嬉しいです!」と叫ぶと、ステージの上下双方で「やっと会えた!」との喜びが爆発していた。

 ここであすかから、11月28日の「SACO FES DX」でデビューするとの案内があり、「今日はSACO PROJECT!として最初で最後のステージになります」と説明。実際、ライブ後には公式ツイッターのアカウント名が「SACO PROJECT!」から「?????????? from SACO PROJECT!」へと変わり、新しい名前で正式デビューを果たすことが示された形だ。

 2曲目は10月27日に公式ツイッターにて、槙田とカミヤサキで振付を共作したことが明かされた新曲の「Tickey Luppy Doo」。手首やひじを細かく使う振付は“超高難易度パフォーマンス”との触れ込み通りで、それを大きなミスなく仕上げてきたメンバーの努力を感じさせた。



 ここでメンバーはいったん袖に引っ込み、モニターにはあすかの手によるイラストで「伝説の日記」を公開。炎上するかもしれないという内容はライブに向けた練習でプロデューサーの槙田が激オコぷんぷんだったことや、メンバーが流した涙、そして一歩ずつ成長していく姿などを紹介。最後は「ありがとう 全てのSACO PROJECT!」との言葉で締め、関わってくれたファンと関係者すべてへの感謝を伝えていた。

 そして最後は<夢の途中 いまもずっと♪>のサビが印象的な楽曲「SCP」を披露。「私たちの想いがたくさん詰まっています」との言葉通り、SACO PROJECT!を略した3文字の曲名には彼女たちが通ってきたこれまでの道のりとこれから先に続く未来が示されているようだ。

 11月28日のデビューステージでは、今日以上に成長した姿をお見せできるように7人で力を合わせてさらに頑張ると力強く宣言。今回のプレデビューを見逃したアイドルファンもぜひ、彼女たちが本格デビューを果たす瞬間を見届けに行くのはいかがだろうか。








【SACO FES DX 概要】
日程:2021年11月28日(日)
会場:豊洲PIT
時間:12:15開場/13:00開演
チケット:S席 1万1000円/一般 5500円
出演者(第1弾発表)
アップアップガールズ(仮)/アイドルカレッジ/夢みるアドレセンス/開歌-かいか- /Lily of the valley/【eN】/?????????? from SACO PROJECT!
出演者(第2弾発表)
東京女子流、Run Girls, Run!、B.O.L.T、マジカル・パンチライン、サンダルテレフォン、透色ドロップ、Lupinus-ルピナス-

(取材協力/はせいあい、撮影/Issey Nakanishi)

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