トラヴィス・スコット、音楽フェスの悲劇に「今回の状況は想像を絶するものだった」

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現地時間5日に米ヒューストンで開催した音楽フェスティバル「アストロワールド」で、トラヴィス・スコットがパフォーマンス中に観客がステージ前に殺到。これにより8名が死亡、数百人が負傷した。当日の会場には5万人の客が訪れていた。

この悲劇を受け、トラヴィスは現地時間6日に自身のツイッターで声明を発表、「昨夜起こったことに衝撃を受け、ひどく打ちのめされている」と綴り、犠牲者や家族への追悼の意を表するとともに今後もヒューストン地域の人々をサポートすると伝えた。

続いて同日夜には自身のInstagramストーリーで動画を公開、「昨晩亡くなられた方のご冥福を、心よりお祈り申し上げます」と述べ、このように続けた。

「この困難な時期を乗り越えるために現在、被害者の家族の身元を特定する作業を行っている。ファンは自分にとって全てであり、いつだって彼らにとってポジティブな経験を残してあげたいんだ。」

公演の様子はApple Musicで生配信されていたが、トラヴィスはライブ開始から約30分後に観客の中を救急車が走っているのに気付き、ショーを一時中断するも再びパフォーマンスを続行。その後も演奏を一旦止めて警備員に倒れた人を助けるように求めていた。

この件についてトラヴィスは「何かが起こっていると分かる時には、いつでもショーを中断して彼らが必要な助けを得られるようにしている。今回の状況の厳しさは、想像を絶するものだった」と釈明し、ファンに向けてこう説明した。

「正直なところ、ショックで打ちのめされている。こんなことが起こるとは想像もしなかった。なんらかの情報がある人は地元自治体に連絡してほしい。これからもできる限りのことをして、皆さんに最新情報を伝えていくつもりだ。みんなを愛してるよ。」

トラヴィスは2017年に米アーカンソー州で開催したコンサート中、暴動を扇動したとして逮捕され、のちに秩序を乱す行為で有罪判決が下されたことがある。

今回のライブでトラヴィスは「救急車が来ている」と言ったもののショーを続行したため、観客からは激しい批判を浴びた。

会場にいたデヴィッド・マクギルバーさん(David McGilver、20)は米メディア『People』の取材に応じ、当時の様子をこう振り返った。

「僕の頭には、この音が今も響き渡っている。僕が地面に倒れていると音楽が止まり、トラヴィスが『みんなはここに来た意味を分かっているよな』と言った。周囲からは助けを求める叫び声が聞こえているのに、また演奏が始まったのです。」

現地時間6日に関係者が発表したタイムラインによると、警察が「大量の死傷者が出たイベント」と宣言しプロモーターにプラグを引くよう要請した後、ショーが完全に終了したのは40分後だったという。

画像は『flame 2021年3月23日付Instagram」、2021年11月6日付Instagram」』『Kylie 2021年11月5日付Instagram」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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  • 11/8 6:00
  • Techinsight japan

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