乃木坂46与田祐希が“自分を信じること”の大切さに気づいたと語る理由

【モデルプレス=2021/11/07】乃木坂46の中心メンバーとして活躍するほか、ファッションモデルとしても活動、その愛くるしい表情で特に同世代から絶大な人気を得ている与田祐希(21)は現在、TBSの看板枠・日曜劇場「日本沈没―希望のひと―」(毎週日曜 後9:00)に出演している。撮影は今年の春頃。小栗旬や松山ケンイチ、杏ら大先輩の足を引っ張らないように全力を尽くした。

「今までは漠然と演技のお仕事が好きだな、楽しいなと思っていた程度。でもそれが変わった。もっと上手くなりたい、こう演じたい、そんな具体的な気持ちが強く芽生えました」。初めての経験に何度も戸惑った。私生活でも役が乗り移っていたかもしれない、と笑って振り返るほど役にのめり込んだ。改めて“自分を信じること”の大切さに気づいたと語る理由とは。<モデルプレスインタビュー>

◆与田祐希「自分にできる最大限を出したい」

与田は名実ともに日本のトップアイドルグループとして久しい乃木坂46の中でも人気メンバーの一人。ドラマ「モブサイコ100」(2018年)や「ザンビ」(2019年)、映画「ぐらんぶる」(2020年)など演技の経験も積んできたが、ゴールデン帯のドラマに出演するのは「日本沈没―希望のひと―」が初。その初めてが歴史ある日曜劇場となった。嬉しさと不安と緊張、様々な感情が交錯したが、やるからには最大限を、と挑んだ。

「私はアイドルという職業をしている中で、たまに演技レッスンを受けさせていただいたり、映画やドラマに出させていただいたりで、ずっと演技だけを頑張ってきたわけではないので、足を引っ張ってしまうんじゃないかと不安でいっぱいでした。でも、やるからには自分にできる最大限を出したいと。現場に入ってからは小栗さん、松山さん、杏さん、みなさんがすごく優しくしてくださって、安心して撮影することができました」

◆「助けてくださった」小栗旬、松山ケンイチ、杏らとの撮影

与田が同作で演じるのは「山田愛」。主人公・天海啓示(小栗旬)や、常盤紘一(松山ケンイチ)、椎名実梨(杏)らが訪れる居酒屋の看板娘だ。出演シーンは決して多くないが、天海らが未曾有の危機に立ち向かう緊迫感の中で、登場人物をはじめ視聴者をもホッと一息させるシーンを担う重要な役どころ。

「看板娘、それこそ居酒屋の中でアイドルのような存在かなと思ったので、とにかくハキハキと明るく元気に見えるように意識しました。小栗さんは私が苦戦していたら『何回でもやり直せるから大丈夫だよ』と安心させてくださるし、松山さんは私が力強く背中を叩くシーンで、乃木坂46のライブ前は背中を叩き合うんです、という話をしたら『そのときの強さでいいよ』と言ってくださって。杏さんは『へいっ、お待ち!』とか居酒屋店員独特の掛け声の発声の仕方を教えてくださるなど、何度も助けてくださいました」

◆与田祐希「壁にぶつかることが何度もありました」

反響は予想以上に大きかった。ドラマが放送されるたびに、メンバーやマネージャーさんなど誰かから必ず連絡がきた。「もっと見たい」という声が特に嬉しかった、と微笑む。撮影中は私生活でも「へいっ!」とか言っちゃって周りにツッコまれた、というエピソードも明かし、はにかんだ。一方で思うように演じられなかった悔しさにも触れた。

与田は同じ「山田愛」役でParaviオリジナルストーリー「最愛のひと~The other side of 日本沈没~」の主演を務める。内容は恋に落ちた一組の男女が、日本沈没までの限られた時間の中で起こる困難に立ち向かい、愛を貫くラブストーリー。本編の「山田愛」ではほとんど見られない、恋する女の子。泣いて怒って笑う、より感情表現が豊かな役どころで、より演技力を求められる。

「恋する女の子を演じるのが初めてだったので、わからないことが本当にたくさん。難しくて苦しくて…楽しかったけど、まだまだ未熟であることを痛感する方が多かったです。自分が思っている表現ができなくて、壁にぶつかることが何度もありました」

◆杏にもらった言葉をきっかけに「なんとかやり切ることができた」

壁を乗り越えるきっかけとなったのは杏にもらった言葉。「泣こうとか笑おうとかそういうことは思わなくて大丈夫だよ。そういうのは自然に出てくるものだし、もしそのシーンで絶対に泣かないといけないのであれば、私はその役として楽しかったことを思い出してる」。やろうやろう、と思いすぎていた自分を制止し、肩の力を抜いたら景色が変わった。

「杏さんのアドバイスを頼りになんとかやり切ることができたのかなって思います。愛ちゃんと向き合う日々は、自分の感情も揺さぶられる、すごく貴重な経験でした。壁にぶつかると苦しいけど、壁にぶつかれる環境はすごくありがたい。これからもどんどん壁にぶつかって、その全部を突破していきたいです」

◆支えられて気づいたこと、与田祐希「理想のリーダー像」とは

主演というプレッシャーもあった。撮影前は役作りだけではなく、座長であることに身構える自分がいた。しかしすぐに気づく。支えてくれる人たちがいる、一人じゃないと。

「クランクイン前は緊張していましたが、いざ撮影が始まると、みなさんが助けてくれるんです。確かに背負わないといけないこともあると思います。でもみんなで作っていくってこういうことなのかなとすごく感じました。私はお芝居でわからないことがあればすぐに聞くようにしていました。ここはこうした方がいいですか?これとこれだったらどっちの方がいいと思いますか?って。細かい相談も親身になってくださる方ばかりで救われました」

ドラマの内容にもかけ、理想のリーダー像について尋ねると、「みんなで助け合いながら進んでいこう、と言えるリーダーです」と返ってきた。今回の現場で学んだことだと胸を張る。

「一人で突っ走って引っ張るのも一つのリーダー像だと思います。それが違うとは思わない。でも私は周りの意見にも耳を傾けられる柔軟な人になりたいと思いました。周りを頼れる人とも言うのかな。最初は私も思うようにできなくて悩んでつぶれそうになったんですけど、周りに相談すると決めたことで、いい意味で肩の力が抜けて、いい方向に進んだと思います」

◆“自分を信じること”与田祐希の夢を叶える秘訣

「みなさんが本当にかっこよくて、とにかく刺激を受けた期間」としみじみ振り返った与田。落ち込むこともあったが、その中で改めて感じたのは「自分を信じること」の大切さ。夢を叶えるには「たくさん挑戦していくこと」、そして“自分を信じること”だと力強く語った。

「自分がやりたいって思うからこそ頑張れる。自分の意志で決めたことって私はすごく頑張れるんだなって今回の作品に参加して改めて思いました。自分の気持ちをちゃんと信じて進んでいくことが大切だと思います」

思い描く未来。演技のお仕事をもっとしたい―――。

「今までは漠然と演技のお仕事が好きだな、楽しいなと思っていた程度。でもそれが変わった。もっと上手くなりたい、こう演じたい、そんな具体的な気持ちが強く芽生えました。演技に完璧なんてものはきっとない。でも見てくれる方々が私の演じる役を見て、感情移入したり、心を揺さぶられたりしてくれたらいいなって思います。その作品でちゃんと役目を果たせるような人になりたいです」

◆取材前の雑談エピソード

<1:朝食の馬刺しに飽き始める?>
馬刺しに少し飽きちゃって(笑)。最近はお酢ばかり飲んでます(笑)。

<2:好きな人の歯に海苔がついていたら冷めるか論争>
好きだったら嫌いにならないと思います(笑)。
(modelpress編集部)

◆与田祐希(よだ・ゆうき)プロフィール

2000年5月5日生まれ、福岡県出身。O型。乃木坂46のメンバー。ファッション誌「bis」、美容誌「MAQUIA」のモデルとしても活躍する。女優デビューはドラマ「モブサイコ100」(2018年)。その後、ドラマ「ザンビ」(2019年)、映画「ぐらんぶる」(2020年)などに出演。1st写真集「日向の温度」(2017年)、2nd写真集「無口な時間」(2020年)を刊行している。


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  • モデルプレス

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