ホンダF1撤退、残り5レースでホンダ陣営が栄光をつかむためには? 今シーズンのF1の行方に注目!

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モデル・タレントとして活躍するユージと、フリーアナウンサーの吉田明世がパーソナリティをつとめるTOKYO FMの番組「ONE MORNING」。11月5日(金)放送のコーナー「リポビタンD TREND NET」のテーマは「今シーズンのF1の行方に注目」。モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳さんに話を伺いました。

パーソナリティのユージ、吉田明世



2021年のF1は「第17戦アメリカ・グランプリ」まで終了し、残すところあと5戦。今週末(日本時間11月6日(土)未明)には、「第18戦メキシコ・グランプリ」が開幕します。

注目は、今シーズン限りでF1からの撤退を発表しているホンダ(※ホンダは10月7日(木)、レッドブル・グループとモータースポーツのさらなる発展を目指して、2022年以降のモータースポーツ領域を中心とした新たな協力関係について合意したことを発表)。30年前の全盛期を彷彿とさせる好成績を挙げています。

現在、ドライバーズ・ランキングでは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手(オランダ)がトップ。

そして、マシンの製造者ランキング「コンストラクターズ・ランキング」では、2位のレッドブル・ホンダが、トップのメルセデス・ベンツを射程距離にとらえています。

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ユージ:1964年から始まったホンダF1チームの歴史に終止符が打たれるまで残り5戦。見事、有終の美を飾ることはできるのでしょうか? モータースポーツジャーナリストの小倉茂徳さんにリモートでお話を伺います。

小倉さんは、ホンダF1チームの黄金時代である1987年~1988年当時、現場でチームの広報をされていたりと、いろんな姿を間近で見られています。改めて、今シーズンの活躍をどのように感じていますか?

小倉:確かに1987~1988年は最初の黄金期でしたが、1983年に第2期のホンダF1がスタートしてから、最初はボロ負けでした。4~5年かかって(ようやく)チャンピオンになりました。今回も2015年にF1復帰してからなので、やっと結果を取りにいけるところまで技術的に成長してきたんだと感じます。

ユージ:今シーズンにおける快進撃の理由については、どのように思われますか?

小倉:今のF1はハイブリッドです。エンジンとモーターで走ります。エンジンもコンパクトでより良い物になり、モーターやバッテリーもより良い物を作っています。去年よりもさらに進化させたことが今回の結果につながっています。

吉田:今シーズンの戦いも、いよいよクライマックスを迎えています。現在の「F1ドライバーズランキング」のトップは、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペン選手(287.5ポイント)。

それに続くのが、メルセデスのルイス・ハミルトン選手(275.5ポイント)と、かなり競っています。今後の戦いについては、どうなりそうでしょうか?

小倉:まったく予断を許さない状況です。今シーズンは、この2人だけでポイントランキングトップが5回入れ替わっています。まさにシーソーゲームです。残り5戦の展開を予想するのは難しいです。

F1は、優勝すると25点。現在の12点差は、ほんのわずかな点差です。フリー走行、予選をおこなって、勝てそうかどうか、見えるときがあります。勝てそうなときは徹底的に勝ちにいく。25点+最速ラップで1点追加の26点。逆に、勝てなさそうなときは2位の18点を確実に取りにいく。これが大事になってきます。3位以下を取ってしまうと危ないです。

吉田:続いて「F1コンストラクターズランキング」。こちらはトップがメルセデスになっています(460.5ポイント)。2位は、レッドブル・ホンダの437.5ポイント。どちらがチャンピオンになってもおかしくないほど接戦ですね。

小倉:シーズン前半の終わり頃は、レッドブルのほうが上でしたが、こちらもシーソーゲームになります。1チーム2台走らせるので、2台どちらも確実に上位に入ってポイントを取る。2台目の選手の成績が大事です。

メルセデスはバルデリ・ボッタス選手、レッドブル・ホンダはセルジオ・ペレス選手。ペレス選手は成績が良くなってきていて、チームとして追い風になります。さらに今週末はペレス選手の地元戦「メキシコGP」。ペレス選手の活躍次第でレッドブル・ホンダが逆転する可能性もあります。

ユージ:残りの5レースで、ホンダ陣営が栄光をつかむためには、どのようなことが大切になってきそうですか?

小倉:ポイントの取りこぼしを絶対にしないこと。確実に上位入賞することです。メルセデスよりも上位でゴールする。リタイアしてはいけない。そして、接触を避けること。

今年、「イギリスGP」と「イタリアGP」でハミルトンとフェルスタッペンのクラッシュがありました。得点上位の選手が(総合順位維持のために)ライバルにクラッシュしにくることがあります。無駄な接触で0点のレースをしないことが大事です。

吉田:そして、日本のF1ファンにとって、これからの大きな楽しみの1つが、アルファタウリ・ホンダで今年F1デビューした角田裕毅(つのだ・ゆうき)選手。デビューイヤーの活躍ぶりはいかがですか?

小倉:開幕からすごい働きでしたが、シーズン序盤から中盤は気持ちと現実が空回りしています。ただ、先週の「アメリカGP」の結果は9位でしたが、内容としては非常に良い戦いをしていました。だんだんと、実力が現実の結果に結びついてきています。残り5戦も注目です。来年もアルファタウリで参戦決定しているので期待しています。

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番組名:ONE MORNING
放送日時:毎週月~金曜6:00~9:00
パーソナリティ:ユージ、吉田明世
番組Webサイトhttps://www.tfm.co.jp/one/

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  • 11/6 6:00
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