デジタル地域通貨「Hello, againコイン」実証実験 都市と山間部をつなぐ試み

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 シンカは、埼玉県飯能市山間エリアにおいて、新デジタル地域通貨「Hello, againコイン」を活用した実証実験をスタートした。11月1日から3カ月間の実証実験を通して、都市と地域の人が気持ちでつながる「持続可能な社会」の実現を模索する。

 実証実験の正式名称は「デジタル地域通貨を活用した長期滞在・地域周遊効果の実証実験」。実験期間は2022年1月31日まで。
 実施エリアの飯能市山間エリアは、東京・大手町から鉄道や路線バスを利用しておおむね2時間程度の近さながら、観光名所と呼ばれるようなロケーションは少なく、宿泊施設や飲食店も充実しているとは言いがたい状況のため、ビジターの多くは、日帰りレジャーや埼玉県内有数の観光地・秩父への通過点として利用するケースが大半という課題があった。また、過疎化が進んでおり、地域経済の衰退を解決するには、長期滞在で人と経済の循環が必要となっている。
 新デジタル地域通貨のHello, againコインは、共感コミュニティ通貨eumo(ユーモ)を活用。eumoアプリをダウンロードしてアカウントを作成してHello, againコインを選択の上、現金またはクレジットカード(要3.3%の手数料)でチャージし、対象店舗(宿泊施設・キャンプ場・飲食店・物販店など)で利用できる。
 チャージしたコインの有効期間は3カ月間。ただし、利用期限が切れたコインはユーザーへの再配布や、森林・水源保全の貢献活動に利用される。これらのデジタル通貨ならではの機能を使い、長期滞在、地域周遊、複数回来訪、学びと幸福度の向上効果について調査し、「森と人が共生する日常」そのものを観光資源化したいとしている。
 特徴は、加盟店やユーザー同士で「ギフト」として贈り合うことができること。サービスや商品に加え、相手に感謝・共感したことをコインのプレゼントとメッセージで示すことができる。
 なお、「東京から一番近い山岳リゾートワーケーション・飯能」の確立を目指し、JTB川越支店が実施するワーケーション誘致プロモーション事業とも連携し、新規ユーザーの獲得を図る。

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  • 11/5 18:30
  • BCN+R

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