肌に化粧水が入りにくい……原因は“光老化”だった!その対策は?

 スキンケアの際、なんだかお肌に化粧水や美容液が入りにくいと感じていませんか? それ、もしかしたら紫外線による“光老化”が原因かもしれませんよ。

 資生堂が行ったアンケート調査では、過去に日焼けの経験をした人ほど現在の肌に衰えを感じ、「スキンケアの成分が肌に入っていかない……」という実感を持っていることが分かったそう。

 皮膚科医の日比野佐和子さんによると、「紫外線による光老化の度合いが関係しているのではないか」とのこと。積極的な対策を行うことで、光老化による肌の衰えをリカバーできる可能性はあるそうです。

■スキンケア前に行う「導入マッサージ」

 光老化対策の一つは、マッサージをすること。スキンケアの最初に、抗酸化作用のある美容液で「導入マッサージ」をするのがオススメなんだとか。鍵となるのが“抗酸化”。リンパの流れを活性化させながら抗酸化成分を初めに入れていくことで、より効率的にケアができるそう。

 まずは顔の表面に美容液を広げたら、軽く圧をかけながらマッサージをするように、繰り返しソフトなタッチで刺激。その後、ポンポンとタッピングして肌を手のひらで包み、潤いを肌に入れ込みます。このときは導入マッサージ後のスキンケア成分の吸収を妨げないようにするためにも、乳液状ではなく水状の抗酸化美容液がいいそうです。

■導入マッサージにも使える市販コスメ

 導入マッサージに使えそうな水状の製品としては、例えば資生堂の「リバイタル ローションセラム」があります。これは、過酷な紫外線の下でたくましく生きる紫色の植物である、紫蘇、ローズマリー、ラベンダー、シャクヤク、木苺の5種を厳選した「紫ファイブ」を配合し、光ダメージに負けない紫植物の潤いパワーを角層深くまで届けてくれる新製品なんだとか。

 3回に分けて肌につけ、マッサージをすることでリンパの流れを促し、よりその次のスキンケア効果が期待できるそうですよ。

 また、韓国発の最先端ブランド、BONOTOXの「Timeless CODE デュアルステムセルエッセンス」は、同シリーズのヒト臍帯血幹細胞由来培養液「HSCM」、ハス幹細胞由来培養液などの特徴とともに、エイジングケアにこだわった美容成分やモイスチャーオイルを配合。肌にハリや弾力、潤いを与えてくれるだけでなく、古くなった角質などの老廃物除去をサポート。キメの整ったやわらかい肌づくりを目指せる導入化粧水なんだとか。

 化粧水が肌に入りにくくなってきたと感じるなら、この導入マッサージをスキンケアの前に試してみてはいかがでしょうか。

2021/11/5 18:14

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