本人は言ってないのに… 「アイドルマスター シャイニーカラーズ」関連から生まれた「あんたはここでふゆと死ぬのよ」とは

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【こっそりミームを教えます・2】 ネット上に存在する“ミーム”の起源は様々。たとえば人気キャラの決めゼリフや、定型文を略して定着したものが目立つ。一方で2020年に話題を呼んだ「あんたはここでふゆと死ぬのよ」は、少し変わったケースと呼べるのではないか。今回は“あこふ死”の略称も生まれた同ミームがどのように定着したのか、その経緯を紹介していこう。

●冬優子なら言いそう


 2020年12月発表の「ネット流行語100」にも選ばれている「あんたはここでふゆと死ぬのよ」(以下「あこふ死」)。“ふゆ”とは人気ゲーム「アイドルマスター シャイニーカラーズ」に登場するキャラ・黛冬優子を指すのだが、彼女が実際にセリフとして発した事実は見当たらない。実は「冬優子なら言いそう」という理由からネット上で広まり、語呂のよさもあってミーム化に至ったようだ。
 本人(冬優子)が言ったわけでもないのに「ネット流行語100」に選ばれ、“最もニコニコで流行した言葉”を決める「ニコニコ賞」では堂々の第3位にランクイン。「あこふ死」が手にしたまさかの栄誉を受け、ネット上では「非公式なのに流行語に選ばれてて笑った」「冬優子のセリフと勘違いする人が増えそう」などの反応が目立つ。
 一方で「あこふ死」が思わぬ影響を及ぼしたことも。『ソードアート・オンライン』シリーズの作者・川原礫氏はTwitterで「アイマスは完全に門外漢」と前置きしつつ、「あこふ死」の「ネット流行語100」選出について言及。「なんこれと思って検索して色々読んで以来、黛冬優子さんのことがとても気になるのです」とツイートしており、のちにゲームをプレイするまでに至っている。
 公式発言ではない「あこふ死」がミーム化したように、この先どんなフレーズがネット上で定着するのかは誰にも予測できないだろう。(フリーライター・井原亘)
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井原亘
元PR会社社員の30代男性。現在は流行のモノや現象を追いかけるフリーライターとして活動中。ネットサーフィンとSNS巡回が大好きで、暇さえあればスマホをチェックしている

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