年下女性に嫌われる中年男の言動。「好かれたい」という願望が逆効果に…
―[恋愛戦略家・関口美奈子]―
恋愛戦略家の関口美奈子と申します。結婚相談所を運営しつつ、YouTubeで日々、恋愛心理を中心とした男女の恋愛観に関する情報発信をしています。
◆年下女性との関係性に悩む男性がやるべきことは?
ホステスを9年間経験し、恋愛や心理学について12年間学んできました。これまでに3万人以上の男性と向き合ってきた私の実体験と男女の心理に関する研究データから、リアルで実用的な情報をお伝えしたいと思います。
男性は年下女性と親しくなりたいと考えている方、多いですよね。しかし、若い女性に好かれたくても、なぜかいつの間にか距離を置かれてしまうという男性も少なくありません。
今回は年下の女性に嫌われてしまう4つの原因と改善策についてお伝えします。年下と女性と距離を縮めたい方、会社の部下に好かれたい方、必見ですよ。
◆年下女性に嫌われる言動①「年の差を気にしすぎる」
女性に対して何かにつけて、「それは若いからだよ」とか「俺みたいなおじさんになったらわかるよ」と年齢差を感じさせる言葉を自分から言っていませんか?
女性からすると、そんなふうに意識していなかったり、「ちょっと素敵だ」と思っていたりしていたとしても、日常的に言われると「確かにおじさんっぽいかも……」とどうしても意識してしまいます。気をつけてください!
◆年下女性に嫌われる言動②「母親の話が多い」
年下の女性にとって、母親の話はタブーです。家族を大切にするのはもちろん人として素晴らしいことです。でも、男性にその気がなかったとしても「マザコン認定」されてしまうリスクがあります。
マザコンの傾向がある男性は、年下の女性に嫌われがちです。そのため、自分から母親の話をするのは避けるようにしましょう。家族の話は、聞かれた場合のみ話すのがおすすめです。
◆年下女性に嫌われる言動③「価値観を押し付ける」
上から目線の偉そうな年上男性は、嫌いな上司と重なって見えてしまうものです。年下の女性からすると「下に見られている」と感じるため、くれぐれも注意しなければいけません。
「君のためを思って」と一方的に正論を振りかざすと、心の距離はすぐに離れてしまいます。生まれた世代も感じ方も異なる相手であることを理解して、価値観の押しつけは控えなければいけません。
◆年下女性に嫌われる言動④「『昔は……』という話が多い」
年上男性の昔話は年下女性にとって、一番興味や関心がない話が昔話です。特に武勇伝や過去の栄光でマウントを取る男性は、女性にすぐに嫌われてしまいます。
年下女性に好かれたいならば、会話はお互いが興味のある内容で、なるべく共通の話題を提供するように心がけましょう。
◆年下女性に嫌われないための改善策
女性は男性の些細な行動や発言も見逃してくれません。本当に仲良くなりたいという女性がいるのであれば、いま一度、自身の行動を改めて見直す必要があります。次に年下女性に嫌われないための改善策をお伝えしたいと思います。
改善策①「同じ目線で会話する」
会話の内容や価値観など、同じ目線に立って会話をするように心がけましょう。年上だからといって、上から目線の口調にならないよう注意が必要です。
改善策②「トレンドに敏感になる」
若い女性にとって昔のことばかり話す男性は「おじさん」という認識でしかありません。そのため、常に若くいるためにも今のトレンドを把握しておく必要があります。また、昭和を感じさせる髪型や服装は避けましょう。情報収集を習慣化することが大切です。
◆一番、大切なのは「大人の余裕」
改善策③「相手を尊重して話を聞く」
年下女性に対して、「若いから」と子ども扱い接していませんか? 相手はバカにされている、話を真剣に聞いていないという態度に敏感です。ひとりの大人の女性として尊重して接することで、女性からの信頼や好感度も上がります。
改善策④「大人の余裕を見せる」
年下女性が年上の男性に一番求めているのは、やはり大人の余裕です。同世代にない大人の余裕を持っているからこそ、年上の男性に魅力を感じます。そのため、年下女性に嫌われないためには、ガツガツ焦って口説くようなことは絶対にしてはいけません。
いかがでしたか? 今回は年下女性に嫌われる言動と嫌われないためのポイントについてご紹介しました。心当たりがあった方は、ぜひこの記事を参考に行動を改めてみてくださいね。最後まで読んでいただきありがとうございました。
―[恋愛戦略家・関口美奈子]―
【関口美奈子】
恋愛戦略家。著書『「最初の男」になりたがる男、「最後の女」になりたがる女 夜の世界で学ぶ男と女の新・心理大全』(KADOKAWA)発売中。 YouTubeチャンネル「みなこの圧倒的モテ男TV」は開設1年半で総再生数が5000万回を突破。結婚相談所「エースブライダル」主宰。(Twitterアカウント:@sekiguchiminako)