“ヒーローを辞めたい男”ホークアイ MCU製作陣が語る魅力

 マーベル・スタジオのオリジナルドラマシリーズ最新作『ホークアイ』が、11月24日17時よりディズニープラスにて配信開始となる。マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)全作品のプロデューサーでマーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギら製作陣が、これまでの作品でもすべてを描き切れていないという、本作の主人公ホークアイの底知れぬ魅力を語った。

 本作は、神級の弓技を武器に戦う“アベンジャーズのオリジナルメンバー”でありながら、妻と子を愛する“ごく普通の父親”の一面も持つホークアイ=クリント・バートン(ジェレミー・レナー)を主人公に、クリスマスまでの6日間を1日1話、全6話で描く。

 アイアンマンやキャプテン・アメリカ、ソー、ハルク、そしてブラック・ウィドウとともに、スーパーパワーこそ持たないが、弓技を武器に敵へと挑んでいくヒーロー、ホークアイ。『マイティ・ソー』(2011)で初登場後、『アベンジャーズ』(2012)で本格的に物語に参戦するも、地球征服をもくろむロキに意識を乗っ取られてしまったため、特に前半は、その魅力を発揮することがかなわなかった。

 MCUの全作品に携わってきたケヴィン・ファイギは、『アベンジャーズ』でのホークアイを、「彼はロキに操られていたので、このキャラクターについて、観客はあまりまだ多くのことを見せてもらっていませんでしたよね」と語っていた。その後、愛する家族がいる父親としての姿も明らかになった『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)については、「これまでに比べ、ジェレミーの見せ場をもっと多くしました。映画を見終わって、ホークアイがアベンジャーズの中でもお気に入りのキャラクターになった、と言ってくれることを願います」と、前作にはなかった新たな一面を描いたことを説明。

 『アベンジャーズ』と『エイジ・オブ・ウルトロン』で監督・脚本を務めたジョス・ウェドンは、「私はホークアイを『七人の侍』の久蔵(宮口精二)のような存在に見立てています。ホークアイは、すべてを描き過ぎない方が面白味のあるキャラクター。輪郭がはっきりとしない男は魅力的ですよね。おそらくマーベル・スタジオは、ジェレミーを見て“彼でもっと色々と出来そうだから、出し惜しみしよう”と考えているのだと思いますよ」と述べ、今後もまだまだ描く余地にあふれたキャラクターだと力説している。

 ウェドンが期待した通り、その後の『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)で、ホークアイは、最凶ヴィラン・サノスの“指パッチン”により愛する家族が消失したショックで闇落ちし、“ローニン”として悪党を抹殺するという、これまでにない面を披露。その後アベンジャーズに復帰し、最終決戦の末、サノスを倒し愛する家族を取り戻すことはできたが、多くの仲間を失ってしまう結果になった。

 『エンドゲーム』の決戦後を描く最新作では、既に予告編などで、これまでに見たことのない彼の姿が描かれている。ようやく幸せで平穏な日々を手にしたホークアイ…と思いきや、ある日、“ローニン”時代の自身にもかかわる大事件が起きてしまい、戦いに挑むことに。どんどん事件に巻き込まれていくのに、妻には「1~2日で戻るよ」とつい良い顔をしてしまったり、初登場となる〈アベンジャーズになりたい〉ケイト・ビショップ(ヘイリー・スタインフェルド)の前のめりな姿にちょっと戸惑ってしまったり…と、ユーモアあふれる姿もうかがえる。

 果たして、〈アベンジャーズを辞めたい〉ホークアイは次々に襲い来る敵を切り抜け、クリスマスまで生き残ることができるのか、そして家族との約束を果たすことはできるのか?

 オリジナルドラマシリーズ『ホークアイ』は、ディズニープラスにて11月24日17時より日米同時配信。

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