山登り中に発作を起こし意識を失った飼い主 愛犬2匹が見事なチームワークで助けを呼ぶ(英)

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先月30日、匿名を希望している71歳の男性はゴールデン・レトリバーと黒のラブラドール・レトリバーの愛犬2匹とともに山登りに出掛けた。この日、男性は英カンブリア州の湖水地方にある「ブレイスウェイト・ハウ(Braithwaite How)」という山を訪れていた。

順調に歩を進めていたのだが、男性は突然発作に襲われ倒れてしまった。男性に持病があったのかどうかは明かされていないが、意識を失ってしまったため助けを呼ぶこともできない絶望的な状況だった。

そんな飼い主の危機を2匹の愛犬が察し、すぐさま行動を起こした。ゴールデン・レトリバーが男性のそばに残り、ラブラドール・レトリバーが助けを呼びに走り出したのだ。

少し前にすれ違った3人組の登山客に追い付くと、戻ってきてもらおうと吠え続けた。ただならぬ様子で吠える犬を見たこの登山客の女性が来た道を戻って犬の後をついて行くと、男性が倒れているのを発見した。

女性はすぐに緊急用電話番号に連絡すると、山岳救助隊「Keswick Mountain Rescue Team」の12人のメンバーが現場に駆けつけた。その時点で男性は意識を取り戻しており、その場で体調の確認を受けると自分の足で下山することができたという。そして大事を取り、下山後に病院で健康チェックを受けたと報じられている。

深刻な事態にはならなかったものの、飼い主の危機に見事なチームワークみせた愛犬2匹の行動は多くの人に驚きをもたらした。

同山岳救助隊がFacebookに今回の件を投稿すると、「人間と犬の素晴らしいチームワークだ」「なんて素晴らしい話!」「犬という生き物は本当にアメイジングだよ」など多数の称賛の声が届いている。

山岳救助隊のメンバーであるロブ・グランジさん(Rob Grange)も「犬がこうした救助活動を行うことはよくありますが、訓練を受けていない犬がこのような行動を取ることは本当に素晴らしいことです」「10年間山岳救助活動を行ってきましたが、こんなことは今までありませんでしたよ」とその驚きを明かした。

大好きな飼い主がピンチに陥ると自ら行動を起こす犬は少なくないようで、過去には自宅で倒れてしまった飼い主のために通行人を呼んだピットブルや、散歩中に倒れた飼い主を見て走行する車の前に立ちはだかって助けを求めたマレンマ・シープドッグのミックス犬が話題になっていた。

画像は『Keswick Mountain Rescue Team 2021年10月30日付Facebook「Incident 104」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 iruy)

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  • Techinsight japan

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