魚料理はフライパンひとつでOK!角上魚類のスタッフに聞いた調理法

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 関東圏・新潟などでチェーン展開している魚屋・角上魚類。大半の店舗が郊外やロードサイドに巨大な店舗を構え、さながら市場のような雰囲気で連日客でごった返し、中には入店待ちの車で近隣が渋滞をするほどの人気を博しています。

「魚類」というだけあって店内には鮮魚、刺身、切り身、寿司、加工品など、あらゆる水産品が並び、いずれも安いため「一度、角上魚類で魚を買うと、スーパーでは買えなくなる」という声も多いようです。

 しかし、魚というのは調理や取り扱いがなかなか厄介でもあります。「おろすのが大変」「足が早い」「焼くとキッチンが汚れる」など何かと臆するもので、お家で魚を食べることを敬遠する人がいるのも確かです。

 そこで今回はこういった魚や調理に関する疑問・難問を角上魚類川口店・中村千明さんに投げかけ、どうすればラクに魚を楽しむことができるのかを聞きました。

◆「どんな魚をどうやって食べたいか」で選ぶ

――角上魚類ではさまざまな水産品が並んでいますが、どれを買えば良いのかがよくわかりません。どうしたらいいでしょうか。

中村千明さん(以下、中村):まず、「どんなお魚を食べたいか」「どんなお魚が好きなのか」を決めると良いでしょうね。「白身魚が好き」「赤身魚が好き」「青魚が好き」など。そして、「お刺身で食べたい」「焼いて食べたい」「煮て食べたい」「揚げて食べたい」など。これらを決めてから、魚種を選んでチョイスしていただければ良いと思います。

 ただし、魚には時期ごとに旬があり、また角上魚類でも仕入れによって、その日ごとにお得な魚が異なります。本来のお客さんのお好みから多少ズレたとしても、仮にお店でお得なお魚に出会ったのなら、それらを選んでみるのも良いと思います。

◆「白身魚」「赤身魚」「青魚」の違いとは?

――ただ、そもそも「白身魚」「赤身魚」「青魚」の種類さえわからない人もいると思います。どうしたらいいでしょうか。

中村:恥ずかしがらずに店頭のスタッフに聞いてください。角上魚類ではお客さんファーストを心がけていますので、お魚のことならどんなことでもお答えいたします。ちなみに、「白身魚」「赤身魚」「青魚」の違いをここでご説明しますね。

★白身魚……代表的なのはタイ、スズキ、タラなどです。その名の通り、白身が特徴であっさりした味のお魚で、鮮度が良いものはお刺身で食べるをお勧めします。また、クセがないため、「焼く」「煮る」「揚げる」どんな調理にも合います。

★赤身魚……代表的なのはマグロやカツオです。食べ応えがある魚種である一方、白身魚に比べ「足が早い」といった難点もあります。お刺身はもちろん、火入れ調理の場合でもなるべく早めに食べていただくのが良いです。

★青魚……代表的なのはアジ、イワシ、サンマなど。「足が早い」という難点がありますが、角上魚類ではお刺身で食べられるイワシなどを1匹数十円で販売することもあり、比較的安価で買うことができます。また、火入れ調理の際は、「焼く」のはもちろん、煮たり揚げたりして食べるのも美味しいものが多いです。今の時期のお勧めはやはりサンマですね。脂が乗って本当に美味しく食べられると思います。

◆フライパン一つで簡単に魚を調理する方法

――ただ、お刺身はまだしも魚を「焼く」「煮る」「揚げる」となると、肉類に比べてちょっと手間がかかりそうで敬遠してしまいます。ガスコンロの魚焼きグリルもすぐ汚れて手入れが大変です。何か良い方法はないでしょうか。

中村:「煮る」「揚げる」などは、肉類のやり方とそう変わらないので割愛しますが、「焼く」場合は確かに魚焼きグリルを使うと、綺麗に焼ける一方、手間がかかります。これを避けるために、あくまでも私のやり方ですが、フライパンでお魚を焼きます。やり方はおおむね下記になります。

1.フライパンの上にクッキングシートを敷く
2.買ってきたお魚をその上に置く
3.火にかけてお魚の表面を綺麗に焼く
4.完成!

◆おすすめ料理はアクアパッツァ

――フライパンに蓋をせず、で良いのでしょうか?

中村:魚種によっても焼き方は異なりますが、基本は蓋も要りません。ただ、卵を持ったカレイなどですと、なかなか火が通りにくいため、蓋をして蒸し焼きにするなどをすることもあります。

 一方、青魚だと、火を入れすぎると身がパサつく傾向があるため、弱火で焼き具合を見ながら焼くなどのコツもあります。この辺の加減は慣れるまでちょっと難しく感じるかもしれませんが、手間としてはこれくらいです。

 また、フライパン一つでできる調理法でお勧めなのがアクアパッツァです。フライパンにオリーブオイルを敷き、ニンニクを炒めた後、白身魚などのお魚、野菜を入れて水やワインで炊き込むだけで美味しくオシャレに食べることができます。残ったスープはパスタソースにも転用できますし、オススメですよ。

◆調理方法や選び方は、売り場スタッフに聞いてみよう

――角上魚類の店頭では、同じ魚種でもまだおろされていない状態の丸モノの魚、切り身、刺身用の柵、カットした刺身などが売られています。正直、同じ魚種でもどれを選ぶべきか迷うのですが。

中村:それこそスタッフにご希望の食べ方をお申し付けください。その日一番のお魚をお選びします。

 また、丸モノの魚の場合、「お刺身」「焼く」「煮る」「揚げる」などのお勧めの食べ方をアドバイスさせてもらい、その調理の仕方に合うよう無料で身おろしいたします。お魚に関するあらゆることが解決できるはずですので、是非お近くの角上魚類にご来店いただければ嬉しいですね。

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「魚」は専門的な要素が多そうで、ややハードル高めに感じる人もいるかもしれませんが、中村さんの解説のとおり、調理も意外とお手軽ですよね。

 肉に比べて体に良い脂質が含まれていると言われていたり、良質なタンパク質が摂れるのも嬉しいところ。これを機会に積極的に「魚食」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

<取材・文・写真/デコ女子部>

【デコ女子部】
編集プロダクション・decoの女子部門。30~40代の男女の編集・ライターにより執筆

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