「サービス残業」じゃなく「非合法過重労働」「極悪社畜無双」って呼べば? ラトビア人のつぶやきが反響

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「働き方改革」が推奨されても、サービス残業はなかなか無くならない。そんな日本のブラックな労働環境に切り込んだツイートが話題を呼んでいる。

<時間外無賃労働は『サービス残業』っていう名前じゃなく、『死ぬ死ぬタイム』とか『非合法過重労働』とか『極悪社畜無双』とかっていう名前で呼ぶようにすれば、今よりちょっと減るんじゃないかってラトビア人思ってるんだけど気のせい?>

ツイートしたのは、日本のアニメ・マンガが大好きなあまり、日本を旅してコミックエッセイを出版までしてしまったラトビア人のアルトゥルさん(@ArturGalata)。日本の労働環境は、彼の目にどう映ったのか、詳しく話を聞いてみた。(文:藤間紗花)

プライベートな時間を大切にして!ラトビア人が働きすぎな日本人に思うこと


――サービス残業についてツイートされていましたが、日本の会社で働いたことがあるのですか?

「日本の会社で働いたことはないですが、プログラマーの仕事をフリーランスでしており、日本人の方と一緒に働いています」

――日本の労働環境を知ったきっかけを教えて下さい。

「私と一緒に働いている日本人の方は、今はフリーランスで働きつつ、ご自分の会社を経営していますが、もともと日本の大手企業のサラリーマンでした。また、私が住んでいるジョージアには日本人も多く住んでいるのですが、その方達も以前はサラリーマンをしていて、今はフリーランスで働いています。彼らとお話をする中で、日本のサラリーマンの労働環境について知りました」

――ラトビアでは、あまり時間外労働はないのでしょうか?

「少ないですが、時間外労働というか、残業はあります。ただ、給料は発生します。家に仕事を持ち帰るということもありません。もちろん会社によってはブラック企業もあるかもしれませんが、私が以前働いていた会社では、そういったことはありませんでした」

――アルトゥルさんは、働きすぎな日本人についてどう思いますか?

「それぞれの家族や友人と過ごす時間をもっととることができればいいのに、と思います。私にも日本人の友達がおり、日本を訪ねたときには彼らの家に泊めていただくこともあります。ただ、友人のお父さんもお母さんも朝早くに仕事に行き、夜遅く帰ってくることもよくあります。休みの日が一緒にならないこともよくありました。働くことは大切ですし、生きていく上で必要なことですが、幸せな生活とのバランスを大切にできるといいと思います」

「サービス残業」という、ふんわりした名前にごまかされがちだが、給与の発生しない時間外労働は、労働者の体力とともに大切な人と過ごすかけがえのない時間を奪うもの。誰もが健やかに働けるよう、時間外労働を強いる企業が減ることを祈るばかりだ。

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  • キャリコネ

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