目覚ましい活躍も、給与は最低ランク…レアルFWヴィニシウス「最も重要なのは…」

 レアル・マドリードとブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールが結んでいる契約条件が話題となっている。1日に、スペイン紙『マルカ』が報じた。

 これまで大きな期待を受けていたものの、なかなかレアル・マドリードで思うような結果を残せていなかったヴィニシウスだったが、今シーズンは出色の出来栄えだ。公式戦14試合に出場し、9ゴール5アシストをマーク。特に、決定力の向上には目を見張るものがあり、シュート精度の低さを指摘されてきた日々は過去のものとなっている。

 レアル・マドリードとヴィニシウスの現行契約は2025年6月30日までとなっているが、『マルカ』はその条件面に注目。2017年、レアル・マドリードは当時16歳だったヴィニシウスを獲得するために4,500万ユーロ(約60億円)を投じた。だが、現行契約は当時結んだ内容を引き継いでいるため、ヴィニシウスは今シーズンの活躍に見合った給与を得ていない。同紙によれば、ヴィニシウスの給与はクラブの中でも最低ランクとなっている模様だ。

 当のヴィニシウスは、ブラジルメディア『TNT Brasil』のインタビューでレアル・マドリードとの契約更新について聞かれると「もちろん更新したいし、長くここにいたい」とコメント。「たしかに僕が結んでいる契約は16歳の時のものだけど、更新時期や、給与額は問題ではないんだ。重要なのは、世界最高のチームにいるという満足感だからね」と、レアル・マドリード残留を希望するのはお金の問題ではないことを強調した。

2021/11/2 14:38

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