V6、解散ライブに悲壮感なし 誰も欠けず“胸を張って”迎えた最後「6人を信じてほしい」

【モデルプレス=2021/11/02】V6が11月1日、千葉・幕張メッセにて「LIVE TOUR V6 groove」最終公演を開催。同公演をもって26年の歴史に幕を閉じた。解散ライブは、最後まで笑顔で包まれたV6らしいものだった。

1995年に結成され、同年11月1日に「MUSIC FOR THE PEOPLE」でCDデビューしたV6。数々の代表曲を生み出し、バラエティ番組でもお茶の間の顔となり、各メンバーが役者としても活躍してきた。

結成25周年が過ぎた後、今年3月に解散という決断をしたことを発表。26年間誰1人欠けず、6人で走り抜けた。

解散ライブは最新アルバム収録の「雨」で幕を開け、幻想的で大人な魅力を漂わせる。しかしMCになると“V6節”が炸裂。

末っ子の岡田が面白い話を引き出そうと年上メンバーをイジり、井ノ原快彦がどんどん話を回していく。他のメンバーは通常と変わらぬテンションで、気が向けば合いの手を入れる…という“ゆるトーク”。

この日のMCでも、岡田が26年間やりたかったという長野博へのいたずらを実行した話や、井ノ原がツアー中に泥酔して記憶がなくなった話などが飛び出した。

26周年の記念日に何をしていた?という話題では、多くのメンバーが「普段と変わらない…」と答え、解散ライブだからといって気を張りすぎない、長年連れ添った家族の姿だった。

一方で、デビュー曲「MUSIC FOR THE PEOPLE」、3rdシングル「BEAT YOUR HEART」、2ndシングル「MADE IN JAPAN」、4thシングル「TAKE ME HIGHER」と初期楽曲が続いたり、「CHANGE THE WORLD」「愛なんだ」「WAになっておどろう」と国民的代表曲を披露したり、セットリストはまさに“集大成”と言えるもの。

井ノ原は本編ラストのMCで「『もうこの曲6人出やらないのか』って気持ちになるのかと思ったんですけど、ただただ楽しかったです」とにっこり語る。

「最後なんでなんか、あれかな?なんて話したんですけど。まあ、流れに任せてやろうかっていう感じで、何も打ち合わせしないで今僕はここで喋っています」と、あくまでも“流れに任せて”がV6流。

「伝えたいことが山程あるんです。3日くらいかけても伝わらないくらいいっぱい」という井ノ原だが「俺たちらしく歌でみんなに思いを伝えたいと思います」と、ファンへの最後の想いも、ライブのためだけに作られた楽曲「目を閉じれば」を通して温かく伝わってくるものだった。

彼らの解散に悲壮感を感じない理由は、この日披露された「家族」という楽曲にもある通り、6人は血がつながらなくても、たとえ側にいなくても“ファミリー”だと、ファンも含め自然と感じられるからだろう。加えて、ファミリーだからこそお互いの未来を想い、お互いの背中を押す解散だからだろう。

象徴的だったのは、岡田の最後のMCでの「僕らは胸を張ってV6を終わりにしています」という言葉だった。「まだできるんじゃないかってくらい、可能性を見つけ合って、メンバーの良さを見つけ合って、終わることができます」という岡田。誰1人欠けることなく同じタイミングで、お互いの未来に可能性を感じ合っているからこそ、彼らは新たな一歩を踏み出すのだろう。

唯一ジャニーズを退所する森田剛は、「こうやって皆さんに惜しまれて最後終われるのは、僕は間違ってないと思うし、幸せでした。これから自分を信じたいし、皆さんもこの6人を信じてほしいです」と語る。離れていても、お互いの希望的な未来を想像できる、それゆえの決断であることを伝えるような言葉だった。

最後のMCを終えたあと、しんみりとした雰囲気になるのかと思いきや、井ノ原は「俺たち解散したことないからさ~どんな挨拶していいかわかんないんだよ(笑)」と再び笑顔に戻る。

「歌おうよ!」「歌ったちゃう!?」と始まったラストの曲「95 groove」が終わると、全員が満面の笑みで、最後まで力いっぱい観客に手を振っていた。(modelpress編集部)

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