指揮官探し急務のニューカッスルがエメリ監督に関心…ビジャレアルから高額で引き抜きか

 ニューカッスルは、次期指揮官としてウナイ・エメリ監督の招へいを画策しているようだ。イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 ニューカッスルは先日、サウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インヴェストメント・ファンド(PIF)』が主導し、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツ&メディアからなるグループによって買収が成立し、新体制となった。

 同クラブは10月20日、スティーヴ・ブルース監督と合意の上で契約解除に至ったと発表し、アシスタントコーチを務めていたグレアム・ジョーンズ氏が暫定監督として指揮を執ることを伝えた。しかし10月30日に行われたプレミアリーグ第10節チェルシー戦でも敗れここまで勝利のない状態が続いている。

 指揮官探しが急務となっており、アヤックスのエリック・テン・ハーグ監督や、フランク・ランパード氏(チェルシー元監督)、リュシアン・ファーヴル氏(ドルトムント元監督)らに関心を示しているとみられていたが、現在はビジャレアルで指揮を執るエメリ監督がリストの最上位にいるようだ。

 ビジャレアルとエメリ監督は2023年までの契約を締結しているが、ニューカッスルは資金を準備し引き抜きを画策している模様。降格回避のため時間がない同クラブは来週のインターナショナル・ブレーク中に発表できるよう準備している模様だ。

 エメリ監督はセビージャやパリ・サンジェルマン、アーセナルなどで指導し、2020年7月にビジャレアル指揮官に就任。昨シーズンのヨーロッパリーグでは、決勝でマンチェスター・Uを下し優勝を果たした。

2021/11/1 23:12

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます