京王線刺傷「ホームドア」なぜ開かなかった 「転落防止」も専門家が指摘したのは

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京王線国領駅(東京・調布)付近を走行中の電車内で、乗客の切りつけ事件が2021年10月31日に発生した。

ツイッターで拡散された事件の映像では、車内が発火し、電車が駅に停車すると窓から逃げる乗客たちの姿が見られた。ただ車両の乗降ドアは開いていない。ホームに設置されたドアも、閉じたままだった。

「脱出できるように...」

逮捕された容疑者の男は、電車内で油のような液体をまいて火をつけ、刺された男性は70代、現在意識不明と複数の報道機関が11月1日までに伝えた。

ツイッターでは、事件に遭遇した乗客の撮影動画が拡散。映像には、車内の混乱ぶりや脱出時の緊迫した様子が映されていた。インターネット上では、「なぜドアが開かないのか」「ホームドアも締まりっぱなしなのはなんで」といった疑問が噴出した。

京王電鉄の説明は、11月1日付の朝日新聞デジタルがこう伝えている。

「運転士は本来停車しない国領駅で止まるため低速走行を始めたが、乗客が、手動でドアを開けられるようにするドアコックを操作。さらに減速して停車位置から2、3メートルずれて止まったため、いずれのドアも開かなかった。手動操作もできるが、駅係員は乗客らが転落する恐れがあるとして見送ったという」

テレビ各局のワイドショーでは、鉄道ジャーナリストの梅原淳さんが登場。ホームドアや電車のドアが開かなった理由について、京王電鉄と同様の趣旨の説明をした。なお「ひるおび!」(TBS系)に出演した際、

「全てのホームドアの場所にあるとは限りませんが、ホームと電車の間に挟まれてしまったときに、脱出できるように手動で開けられるボタンも(線路側に)ついているので、もっと告知しなければならないかなと思います」

との見解を示した。<J-CASTトレンド>

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  • 11/1 20:30
  • J-CAST

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