チキンウィングの中に鶏の頭が! 「目とくちばしを見て投げ捨てた」と女性(米)

米ペンシルベニア州ウィリアムズポート在住のブリタニー・ポールハマスさん(Brittani Paulhamus)は先月22日、テイクアウトを利用し「オールド・スクール・ピザ(Old School Pizza)」でチキンウィングを注文した。

帰宅して早速1つ目を平らげたブリタニーさんは、2つ目のウィングを手に取るとその形が奇妙なことに気がついた。

ブリタニーさんは「ウィングをくるりと回転させると、鶏の目とくちばしが見えてね。思わず投げ捨ててフィアンセの名前を呼んだわ。そして『ここにきてちょうだい!』と叫んだの」と当時を振り返ると、このように続けた。

「2階から駆け下りてきたフィアンセが、それが鶏の頭であることを確認してくれて。私は少し落ち着いてから店に電話をしたの。ただ経営者とはすぐに話をすることができなくて、3日後の月曜日に電話をするように言われたわ。」

「それでせっかくだからと鶏の頭の写真をFacebookに投稿したの。だってチキンウィングに鶏の頭が入っているなんて滅多にないでしょう。少なくともそれが鶏だったから良かったけどね。」

なお店はその後、ブリタニーさんに丁寧に謝罪し返金を申し出たうえで「鶏の頭がどのように混入したのか調べたいので返品して欲しい」とお願いしたようだが、ブリタニーさんは結局店には行かなかったという。

混入した鶏の頭を見ると、目やくちばしだけでなく、ギザギザしたとさかや毛まではっきりと分かりかなり生々しいが、ブリタニーさんは最後にこう述べている。

「あの店は以前にも利用したことがあって、その時はとても美味しいと思ったの。正直なところ、今となっては嫌悪感というよりも『思わず笑ってしまうような面白い経験をした』という気持ちのほうが強いわね。ただしばらくはウィングを注文することはないでしょうね。」

一方でオールド・スクール・ピザのオーナー、ティム・ハラール氏(Tim Harer)は「12年以上にわたり約163.7トン(361000ポンド)ものウィングを調理してきたなかで、鶏の頭が混入したことは初めてです。ウィングの製造会社は商品出荷前に何度も検品を行っています。なぜ鶏の頭がそれらのチェックをすり抜けてしまったのか、現在調査中です」と声明を出し、早急に再発防止策を取ることを約束した。

ちなみに今年9月にはボリビアのハンバーガーチェーンで、ハンバーガーに切断された手指が混入する事故が起きていたが、店は客の苦情を受けても営業を続けていたことで非難が殺到した。

画像は『FOX59.com 2021年10月26日付Facebook「Woman finds fried chicken head in her order of wings」』『Brittani Paulhamus 2021年10月22日付Facebook「Ordered wings from Old School Pizza with Hannah Wingrove and received a chicken head…..」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

2021/11/1 17:15

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