ムニアイン、土壇場で追いついた“バスクダービー”に言及「互角の戦いだった」

 アスレティック・ビルバオのスペイン代表MFイケル・ムニアインが、10月31日に行われたラ・リーガ第12節レアル・ソシエダ戦を振り返った。同日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今季ラ・リーガ最少失点のアスレティック・ビルバオは、10月31日に行われた第12節でレアル・ソシエダと敵地で対戦した。公式戦通算168回目となる“バスクダービー”へ臨んだアスレティック・ビルバオだったが、56分にDFイニゴ・マルティネスがPKを献上。このPKで失点を喫すると、84分にI・マルティネスが2枚目のイエローカードを提示されて退場した。しかし、数的不利で迎えた後半アディショナルタイムにMFムニアインがFKを決めて同点。試合はこのまま1-1で終了し、“ロス・レオネス(アスレティック・ビルバオの愛称)”は土壇場で勝ち点1を獲得した。

 公式戦通算168回目の“バスクダービー”について、ムニアインは「スコアが動かない中、両チームともにチャンスがあり、非常に互角の戦いだった。このスコアは、今日の試合がどのようなものであったかを正当に表している」とハイレベルな試合内容に言及。続けて「本当は勝ち点3を取りたかったけど、このドローには大きな価値があるんだ。“ラ・レアル(レアル・ソシエダの愛称)”は偉大なライバルであり、僕たちは良い勢いを維持している。この調子で、上位を狙う」と胸中を明かした。

 一方でコーナーキックを蹴る際に、観客席からピッチへボトルが投げつけられたことについて、ムニアインは「ファンは情熱を持っていて、久しぶりにこの雰囲気の中でサッカーを体験したいと思っている。僕たちはその重要性を軽視していた。良いことではないから、しっかりとした行動を取る必要がある」と苦言を呈した。

2021/11/1 12:25

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