全米で「キユーピーマヨ」が検索トレンド入り。超バズったレシピに驚いた

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米サンフランシスコ在住のフード系インフルエンサーがランチハックとして今夏、TikTokに投稿した「サーモン丼」がバズりまくり、レシピで使用されているキユーピーのマヨネーズが米国で注目されています。

◆簡単・レンチンで作るマヨサーモン丼

話題のレシピは極シンプル。フォークでマッシュしたサーモングリルと白米、氷1個をお皿に盛り、クッキングシートを上にかぶせて電子レンジで加熱。温まったら、醤油とスリラーチャ(ホットソース)、そしてキユーピーマヨネーズをかけて混ぜ、お好みでアボカドとキムチ、白ごまを添えて完成です。

動画投稿をしたのは、29歳の日系アメリカ人女性エミリー・マリコさん(29)。朝の情報番組『トゥデイ TODAY』のネット記事によれば、最初のレシピにはキユーピーマヨネーズは含まれていなかったそう。

8月下旬、エミリーさんが「いつも食べている残り物のサーモンを使ったレシピ」というキャプションをつけて動画をアップしたところ、これを観たユーザーたちから「氷とアボカド、そしてキユーピー」を足した方が絶対美味しい!」との声が寄せられ、約1ヶ月後の9月21日に今の形のレシピ動画を投稿。

するとこれが大当たり! 他のTikTok動画と異なりBGMもナレーションもなく、ただ黙々とサーモンをフォークで潰す様子をASMR動画として楽しむ人から、レシピを試してみる人まで。たった2週間で女性ラッパーのLizzoを含む4500万人が視聴する人気動画になり、エミリーさんはソーシャルメディア界の時の人になりました。

◆「キユーピーマヨどこで買える?」が検索トレンドに

特に米メディアが関心を示したのは、味の要(かなめ)となる「キユーピーマヨネーズ」。

エミリーさんが9月21日にレシピ動画を投稿した直後から「kewpie mayo」で検索する人がアメリカ国内で急増。関連して検索されたキーワードには、「where to buy kewpie mayo(キユーピーマヨどこで買える?)」「what is kewpie mayo(キユーピーマヨって何?)」が含まれ、いかに人々が「キユーピーマヨネーズ」に関心を持ったかが伺えます。
ブームを検証するために話題のサーモン丼を作ってみたという『TODAY』の記者は、その味を「100万回Yes!と叫びたいほどの旨味が凝縮されている」と絶賛。キユーピーマヨネーズについては、「赤ワインビネガーやライスビネガー、マスタード粉などが含まれているため、ご飯に混ぜるとほのかなクリーミーな味わいになる」と紹介しています。

以前からキユーピーマヨネーズに注目していた『スリリスト Thrillist』は、昨年10月の記事で「全卵を使用するアメリカのマヨネーズと違い、キユーピーは卵黄のみを使用するため、黄金に輝く美しい色とカスタードのようなふっくらとした食感を与える」とべた褒め。

「キユーピーはマヨネーズの王様」(サクラメントの寿司職人)、「他のマヨネーズよりもリッチでクリーミーな味わいのキユーピーは、それひとつで味を表現することができる調味料」(ロサンゼルスの懐石料理店シェフ)と、プロからも評価の高いことを紹介していました。

◆アメリカで割高だが箱買いする人も多い

ちなみに、日本のキユーピーマヨネーズは通常450gで402円。米国では500gがスタンダードサイズで、6~10ドル(約680~1135円)と買う地域・場所やサイトによって価格が変わってきます。

今はアジア系マーケットだけでなく、通常のスーパーでも買えるようになったと言いますが、米国のアマゾンをのぞいてみると、少し割高でも3本セット(約20ドル)や6本セット(約50ドル)などで箱買いしている人も多いよう。

アメリカで一般的に流通している「ヘルマン」や「クラフト」のマヨネーズは850gで3.50~4.50ドル(約398~511円)とコスパがいいため、それに比べてキユーピーは少々ぜいたく品ですが、これを機にキユピー派の“マヨラー”が米国にも増えそうです。

Sources:「Today」「Style Caster」「Thrillist」

<文/橘エコ>

【橘エコ】
アメリカ在住のアラフォー。 出版社勤務を経て、2004年に渡米。ゴシップ情報やアメリカ現地の様子を定点観測してはその実情を発信中。

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