鹿と大仏だけじゃない!なんと10,000基以上!奈良県民の誇りは古墳にあり! ここがオモロイ!「秘密のケンミンSHOW」

拡大画像を見る

関西の中でも、奈良県はちょっと地味かもしれない。「コロナ後に行きたい観光地ランキング」ではなんと45位だった。しかし奈良といえば世界遺産・東大寺をはじめ貴重な歴史的建造物がたくさんある。修学旅行で行った人も多いはず。45位はちょっとないんじゃないか。

奈良県民に聞いてみると「ちょっとひどない?」「これ間違ってる」と憤懣やるかたない様子。「修学旅行でしか行ったらダメやと思てるみたいで」確かに、修学旅行以来行ったことないかなあ。

奈良には鹿と大仏しかない、と揶揄する人もいるが、彼らにも誇るべきものがある。それが、古墳だ!なにしろ、古墳時代から飛鳥、奈良時代とずっと日本の首都だったのだ。あちこちに古墳がある。いつもは控えめな奈良県民も、古墳の話になると胸を張る。古墳こそ、奈良県民の誇りなのだ。

なにしろ、彼らにとって古墳はあまりにも身近なもの。当たり前のようにそこらじゅうに存在する。「おばあちゃんの家の前が古墳だった」とか「中学の裏が古墳だった」とか、あらゆる場所に古墳が存在する。「古墳は遊び場やから」と豪語する者までいる。

そこで奈良県内を古墳を探して歩いてみた。大和郡山市のごくごく普通の住宅街。歩いていると突如、巨大なこんもりが!その古墳が見えるベランダでおばあちゃんが洗濯物を干している。そう、ここでは古墳が日常なのだ!

続いて明日香村を歩くと、やはり住宅街の家の裏に隠れるように古墳が!階段を登っていくと、古墳の中に入れてしまう!インディ・ジョーンズかよ!

天理市にある電気メーカーの事業所を訪ねると、敷地内に古墳発見!しかも巨大で幅をきかせてる感じ。邪魔じゃないの?

続いて奈良市内のある墓地に行ってみると、お墓がこんもりしているぞ!これは元々古墳だった場所にお墓を作ってしまったのだ。その名も墓山古墳。そのままかよ!

橿原市には古墳群公園という公園があり、中を歩くとぽこんぽこんと盛り上がってる場所がたくさん。案内してくれた方が「ポコン=古墳でまちがいない」と解説。この公園内だけで400基もの古墳があるという。

よくわかった!奈良県は本当に古墳が多い。なにしろ、奈良県内のコンビニが約500店なのに、古墳は約10,000基もある!そりゃあ多いわ。そりゃあ身近だわ。

奈良県民の誇り、古墳だが、多いからこその悩みもあるそうだ。何しろ、ちょっと掘ると何かが出てくる。だから、うかつに掘れないのだ。何か出てくると、工事はストップ。発掘作業が始まってしまう。しかも、発掘料は土地の持ち主の自腹。うわ、それはこわい!

ショッピングセンターや学校、病院など大きな建物を建てる際の工事では、古墳が出てくる可能性があり、よく工事が止まるそうだ。まあ、それほど古墳が多いということだな。

コロナも落ち着いてきた今、奈良に行ってあえて東大寺ではなく、町の古墳を訪ねて歩くのもいいかもしれない。他県民にとっては非日常の古墳が日常に溶け込んだ姿を見て、歴史ロマンに・・・浸れるかどうかはわからないけどね。

【文:境 治】

関連リンク

  • 10/30 15:24
  • テレビドガッチ

スポンサーリンク

記事の無断転載を禁じます