男のアンダーヘア脱毛をしたら快適すぎる毎日が始まった

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◆アンダーヘアの処理に対する意識が低い日本男児

 季節を問わず、デリケートゾーンの汗や蒸れに頭を悩ませている方は、男女問わず多いだろう。その原因や悩みを増幅させている元とされるアンダーヘアに対するケア意識は、欧米と比べて日本人はとても低いと言われている。

 しかし、そんな低い意識にも近年は大きな変化がみられ、アンダーヘアの処理や脱毛をする人は多くなっている。だが、それも女性が圧倒的に多く、男性はまだまだ低いとも言われている。

◆コロナで急増した男性のアンダーヘア処理需要

 だが、経験者である友人のライターによれば「圧倒的に快適」だという。何がどう快適なのか……これはもう、実際にやってみるしかないだろうというワケで、記者が体を張って実際にアンダーヘアのお手入れをしてもらったのである。

 伺ったのは秋葉原と赤坂でメンズ脱毛エステを展開するSmooth。店長の荒明はるかさんによれば、男性のアンダーヘア脱毛は年々注目されるようになり、特にコロナ禍で自宅にいる時間が長くなってからは多くの男性客が訪れるという。

「男性の方はアンダーヘアの処理に対して、恥ずかしいという気持ちを持たれている方が多いので、女人禁制の男性専用脱毛サロンとして営業しています。

 年々脱毛を希望されるお客さまは増えていたのですが、昨年の春に出された緊急事態宣言以降、特にケアを希望する男性の方が増えましたね。

 自宅にいる時間が増えたことで“自分へのケア”を始めたという方や、リモートワークで自宅で座り続けて蒸れてしまいモゾモゾするのが気になった方などが、アンダーヘアのケアを希望されています」

◆介護を見据えてアンダーヘアの処理をする男性も

 では、実際にやって来る男性客はどのような人が多いのだろうか。

「年齢層は様々ですが、40代以上のお客さまが多いですね。奥さまなどパートナーの方にお願いされてきたという方も珍しくありませんが、将来的に介護されることを考えて脱毛をされている方も珍しくありません。

 介護で下のお世話をされる際に、介護スタッフの方へ配慮して……という『介護脱毛』をしている方もいらっしゃいます」

 下の世話をされる際に少しでも不愉快な思いをさせたくない……。まさに紳士の嗜みとでもいったところか。

◆男性の悩みを軽減するアンダーヘアの処理

 では、アンダーヘアの処理にはどんなメリットがあるのだろうか。メリットがあまりないなら、わざわざ下の毛を抜いたり剃ったりする必要はないのだが……。

「まず、股間などのデリケートゾーンの蒸れがかなり軽減されますね。肛門部分は用を足した後にキレがよくなります。陰茎部分は竿の根元の毛を処理するとペニスが長く見え、包茎の方は毛の巻き込みがなくなります。

 蒸れるのは夏場などの暑い季節だけと思われてる方も多いのですが、意外と蒸れに対する不快感は一年を通してあるものです。これからの秋や冬を快適に過ごせるなら、夏場はもっと快適になると思ってください」

◆ブラジリアンワックスで一気にツルツル

 こんなことを聞いてしまったら、これはもうやるしかあるまい。実際の施術について詳しく説明をしてもらった。

「ブラジリアンワックスを使用して、脱毛していきます。ただ、ワックスで取り切れなかった毛はピンセットで丁寧に抜いて処理していきます。抜き残しがあれば後日、対応もしています」

 ブラジリアンワックスは温めたワックスを脱毛部分に塗り、固まったら一気に剥がして抜き去るという“力技”が売りだと筆者は聞いたことがあり、想像してブルりと震えてしまった。

◆ブラジリアンワックスの威力は……

 シャワーを浴びて施術室のベッドでうつぶせになり、施術は開始された。今回は「お試し」ということで、肛門部分のヘアを処理してもらうことに。

「ちょっと熱いですよ〜」と言われて思わず身を固くする。トロリと熱いブラジリアンワックスが肛門周辺に塗られていく。うっ………、確かに熱い。これもまた未知なる体験である。それから数分してワックスが固まってくる。

「いきますよ〜」というかけ声と共にビッ! 身を固くする間もなくワックスは剥ぎ取られてしまった。その後、ピンセットを使って細かい毛や抜き切れなかった毛を処理していく。最初は身構えたものの、想像してたほどの痛さはなかった。

 その後、後ろから前へ……というわけで、竿の根元部分と太股の付け根部分をビッ!と抜いてもらったのであるが、後ろと違いこれがまた痛い! さすがに悲鳴を上げると、

「どうしても痛くて我慢できない方は光脱毛に切り替えることも出来ます。こちらはほぼ無痛です」

 ちなみに途中でギブアップされた方はいないのかと聞くと、「1人だけいらっしゃいました」とのこと。確かに痛みはあるが、我慢できないほどではない。

◆サラサラ感がたまらなく気持ちがイイ

 施術後、手で触ってみたのだが、これが驚くほどツルツルしているのだ。正直、自分の尻の周辺がこんなにツルツルしているのかとビックリした。その後、トイレで用を足したのだが、これまた聞きしに勝る「キレのよさ」を体験。トイレットペーパーが絡まることもなく、サラリと拭き取れる感覚はなんとも新鮮。

 そして忘れてならないのが蒸れである。これまたサラサラで蒸れる感覚は格段になくなり、寝苦しい夜もいつもより快適に過ごせたし、最近は肌寒く布団や毛布に包まって眠るのだがここでも蒸れは軽減されたように思える。

 実際、筆者も今回体験するまでは「無理してやらなくても……」とか、「他人にアソコや尻の毛を処理されるのは恥ずかしい」という思いがあったが、処理した後の世界観は恥ずかしさを引いても特大のお釣りが来るレベル。また、脱毛効果は人それぞれだが、3週間程度はしっかり持続するようだ。

 気になるお値段は60分で1万円(+消費税)。前も後ろもヒゲだって、時間内なら脱毛し放題だという。

「男性の方は女性と比べて毛が堅いので、手間がどうしても掛かってしまいます。女性の脱毛相場よりはやや高くなってしまいますが、やってみるとかなり快適ですよ」(smooth・荒明さん)

 また、脱毛を続けることで毛根が弱り毛自体も弱って柔らかい毛並みになり、生えてきても不快感が減るという。

 欧米では当たり前のアンダーヘアの処理。これから日本でも普及して、月に一度のアンダーヘアの処理が日本男児のたしなみになる日もそう遠くはないのかもしれない。

取材・文/長谷川大祐

【長谷川大祐】
日刊SPA!編集。SPA!本誌では谷繁元信氏が中日ドラゴンズ監督時代に連載した『俺の職場に天才はいらない』、サッカー小野伸二氏の連載『小野伸二40歳「好きなことで生きてきた~信念のつくり方~』、大谷翔平選手初の書籍となった『大谷翔平二刀流 その軌跡と挑戦』など数多くのスポーツ選手の取材や記事を担当。他にもグルメ、公営競技の記事を取材、担当している

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  • 10/31 15:52
  • 日刊SPA!

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