２０２０年１月にデビューし、シングル３作連続ミリオン、９月２９日にリリースしたファーストアルバム『Ｓｎｏｗ Ｍａｎｉａ Ｓ１』もミリオン認定されるなど、Ｓｎｏｗ Ｍａｎが快進撃を続けている。

　このＳｎｏｗ Ｍａｎというグループ名を付けるなど、彼らのために尽力しているジャニーズ事務所の滝沢秀明副社長（３９）が、メンバーの中でとりわけかわいがっている存在がいると、１０月２８日発売の『週刊文春』（文藝春秋）が伝えている。

「滝沢氏は、メンバーの中でもラウール（１８）に目をかけているといいます。ラウールは、ＳｎｏｗＭａｎでセンターを務め、ソロでも７月９日に公開された映画『ハニーレモンソーダ』に主演。雑誌の表紙を飾った回数も２０冊以上とメンバーの中でも突出した多さを誇っているといいます。

　滝沢氏は、ラウールのスター性。さらには既存のメンバーよりも後にＳｎｏｗ Ｍａｎに加入しており、新しい客層を取り込める魅力を持っているところを買っているそうです」（女性誌ライター）

　ジャニーズファンの一部からは“ゴリ推し”とも称されることもある滝沢氏のラウール推しに対しては、「ハニレモ ラウールはまじで意味わからないし、タキニどうにかならんの？誰か滝沢さんの大暴れ止めて」「ラウはさあジャニっぽくないんだよタキニってみんなこの路線なのかよ」などの反発の声もネットには寄せられている。

「滝沢氏のお気に入り、と見られるタレントは“タキニ”と呼ばれ、ラウールに限らず、一部から反発の声も寄せられてしまっています。ただ、ラウールに限っては、単純に滝沢氏の好みの問題で“ゴリ推し”をされているわけではないでしょう。というのも、ジャニーズ内外の著名人からもラウールを高く評価する声が上がっているんです」（女性誌記者）

■大スターを見てきた先輩俳優が「カリスマ性」を評価

　２０２０年２月放送の『櫻井・有吉ＴＨＥ夜会』（ＴＢＳ系）に出演した風間俊介（３８）は、『今一番推しているジャニーズはコイツだ！』との持ち込み企画で、ラウールをイチオシとして紹介した。

「風間がラウールをイチオシに選んだのは、“カリスマ性”にあるといいます。風間は、昨今の親近感がある人が支持される芸能界の流れに乗らず、ラウールにはカリスマ性をもって生きていってもらいたい、という思いを持っているといいます。

　風間は、長い下積み生活の中で同世代の嵐をはじめ、多くのスターたちが世に出ていく瞬間を客観的に見てきたでしょう。そんな風間が、ラウールのカリスマ性を評価しているのですから、重みが違いますよね」（前出の女性誌記者）

　ジャニーズ外の芸能人からもラウールを推す声が聞こえてくる。６月６日に放送された『それＳｎｏｗ Ｍａｎにやらせて下さい』（ＴＢＳ系）に出演したＲＯＬＡＮＤ（ローランド・２９）は、「個人的にはラウール推しなんで」と明かした。

「ＲＯＬＡＮＤは、深澤辰哉（２９）や佐久間大介（２９）らグループの年長組と自身の年齢が近いため、Ｓｎｏｗ Ｍａｎを元々応援していたといいます。そんな自身と同世代のメンバーもいる中で“１７歳で闘ってる”との理由で、ＲＯＬＡＮＤはラウール推しになったといいます。年齢の壁を感じさせないラウールの活躍をＲＯＬＡＮＤはしっかり見ていたということでしょうね」（前同）

■“少年らしさ”が推しポイントに

　自らジャニーズ好きを公言し、ジャニーズのオーディションの書類審査を通過した経験を持っているお笑いコンビ・ぺこぱのシュウペイ（３４）は、９月２日放送の『アメトーーク！』（テレビ朝日系）の「かわいい男子大好き芸人」に出演した際、ラウールをイチオシとして紹介した。

「シュウペイは、ラウールを推す理由に、ダンスの実力と“少年らしさ”を挙げていました。番組では、ラウールがライブのＭＣで“らうぴょんです”と自己紹介しているシーンを紹介し、シュウペイが“かわいいんですよ！”と力説していました。

　比較的年齢が高いメンバーが多い中で、ラウールの少年らしさや、若いからこそハマるあざとさは際立ちますし、大きな魅力になりますよね。さすがは大のジャニーズ好きのシュウペイ、目の付け所が鋭いと言えそうです」（前出の女性誌記者）

　滝沢氏以外にも続々現れる芸能界の“ラウール推し”人物。

「風間、ＲＯＬＡＮＤ、シュウペイとそれぞれの分野で大活躍している人から認められているのですから、ラウールのスター性、将来性は間違いないものでしょう。滝沢氏もラウールの才能を早々に見抜き、どんどん売り出しているのですから、ジャニー喜多川さん並みの慧眼と言えるのかもしれませんね」（前同）

　ラウールが今後さらに活躍していけば、滝沢氏の評価もますます上がるのかも!?