エリザベス女王、今後2週間は公の場での公務を行わないことに

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エリザベス女王は現地時間20日に北アイルランドへの訪問中止が明らかになり、病院に一晩入院して予備検査を受けていた。26日にはオンライン公務を行ったものの、11月1日からグラスゴーで開催される「COP26サミット」のイブニングレセプションへの出席は断念したと公表したばかりだった。

現地時間28日にはバッキンガム宮殿が新たな声明を発表し、「女王陛下は先日の数日間の休養に続き、少なくとも今後2週間は休養を続けるべきとの医師のアドバイスを受けています」と伝えた。

女王はバーチャル対談を含む軽度のデスクワークを継続することは可能だが、対面式の公務は行わないようにと医師に助言されたという。

現地時間11月13日には、ロンドンのロイヤル・アルバートホールで戦没者を追悼する毎年恒例の行事「フェスティバル・オブ・リメンバランス」が王室メンバーを招いて開催されるが、女王はこの式典への出席も断念したという。

なお式典の翌日14日には戦没者追悼式典「リメンバランス・サンデー」がロンドンの戦没者記念碑“セノタフ(The Cenotaph)”前で開催されるが、声明ではこの式典について「出席することは、女王の確固たる意志であることに変わりありません」と前向きであることを述べている。

在位してから69年間にわたり、エリザベス女王が伝統行事である「リメンバランス・サンデー」への欠席を余儀なくされたのは、妊娠中や海外ツアー中であった6回だけだった。

英メディア『Daily Mail Online』の王室情報筋は「この行事は、女王にとって見逃すことができないものです。よほど深刻な事態でない限り、欠席することはあり得ません。彼女にとって最も神聖な任務のひとつですから」と言い、別の情報筋は「毎年この行事は、女王のスケジュール帳の中で最も強調して記されています」と話している。

王室の側近は「女王は元気にしており、医療チームは賢明な予防措置を取っているだけです」と言葉を強めているという。

英ボリス・ジョンソン首相は毎週水曜日に女王に謁見しており、今週対面した際には健康状態についての報告を受けたと伝えた。

ローマで開催中のG20サミットでインタビューに応じたジョンソン首相は「陛下とお話しました。とてもお元気にされています」と答え、こう続けた。

「女王は医師達の助言に従い、少しばかり休養しなければなりません。それはとても大切なことだと思います。国中の人々が、彼女の健康を祈っていますからね。」

女王は現地時間29日にウィンザー城からオンライン公務を行い、2020年の「The Queen’s Gold Medal for Poetry」20受賞者デヴィッド・コンスタンティン氏に賞を授与。花柄のドレスを着て、明るく微笑む元気な姿を見せていた。

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画像は『The Royal Family 2021年10月14日付Instagram「The Queen, The Prince of Wales and The Duchess of Cornwall attended the Opening of Welsh Parliament, @seneddwales , this morning.」』のスクリーンショット
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

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