【天皇賞・秋】ポタジェ陣営「器用な馬。まだまだ伸びしろがある」/ねぇさんのトレセン密着

 今年に入って重賞3戦へチャレンジしているポタジェですが、いよいよこの天皇賞(秋)がGI初挑戦となりますね。

 ポテンシャルとしては十分GIに通用するものを感じさせますし、期待がかかります。

「決して得意ではない1800mの競馬でも最後に差し返したように、いつもどおりのいい勝負根性をみせてくれました」と友道師。

 これまで、デビュー戦こそ芝1800mでしたが、以降は徹底して2000m戦を使われています。このあたりからポタジェがいつかGIに参戦するときは天皇賞(秋)や大阪杯を狙いたい、という思惑が読み取れますね。

 ただし、成長曲線については、まだまだ成長途上のようです。

「器用な馬です。そして、まだまだ伸びしろがありますね。その状態で毎日王冠で3着に来るのですから楽しみです」と大江助手。

 しかも、重の金鯱賞でも3着にきているし、1勝クラスですが勝ち星もあります。天皇賞(秋)当日、どこまで馬場が持つかわかりませんが、どんな状況でも堅実に走ってくれるのはとても魅力的です。

 相手は強いですが、ここまで掲示板を外したことがないポタジェの“可能性”に期待が膨らみます。

(取材・文:花岡貴子)

2021/10/30 20:38

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