アリアナ・グランデ、昨年購入した豪邸を売却 ストーカーの男が何度も現れていた

アリアナ・グランデが現地時間27日、米ハリウッドヒルズに所有する豪邸を1400万ドル(約15億9500万円)で非公開の買い手に売却したと米メディア『TMZ』などが伝えた。

アリアナは2020年6月にこの邸宅を1370万ドル(当時約15億円)で購入。同年12月には不動産会社勤務のダルトン・ゴメスさん(26)と婚約し、2021年5月に結婚した。

今回の売却による収益はおよそ30万ドルの計算となるが、手数料などのコストを差し引くと収支はほとんどないものとみられている。

超高級エリアにある3階建ての邸宅は、ハリウッドヒルズが一望できる白い外壁のモダンな建物だ。4部屋の寝室と7つのバスルームからなり、フィットネスルームやプール、300本収納可能なワインセラーなどが完備されている。

アリアナがこの豪邸を売却した数週間前には、邸宅前でストーカー行為をしたアハロン・ブラウン(23)に今後5年間の接近禁止令が命じられたばかりだった。

ブラウンは現地時間9月9日午後10時過ぎ、アリアナが在宅中の自宅前で狩猟用ナイフを振り回し、警備員が退去を求めると攻撃的な態度を取っていた。

その後は一旦引き上げたものの数時間後の10日午前1時30分頃に再び現れ、ナイフを見せながら警備員に「お前と彼女を殺してやる」と脅迫。通報で駆けつけたロサンゼルス市警察によって現行犯逮捕された。

アリアナは裁判所に接近禁止令の要求書を提出、「ブラウンが6か月以上にわたり定期的に私の自宅に来ているという事実が、私を恐怖に陥れています」と述べ、ストーカー行為によって受けた苦痛をこう伝えていた。

「ブラウンの脅迫に基づき、私自身と家族の安全に不安を感じています。接近禁止令がなければ、彼は今後も私の家に来て、私や家族に身体的危害を与えたり殺害しようと試みるのではないかと恐れています。」

現地時間10月5日には、ロサンゼルス郡高等裁判所でアリアナの警備員が当時の様子を証言した。米誌『Rolling Stone』が入手した裁判記録によると、レジナルド・L・ニール判事がアリアナに2026年10月5日までの保護命令を下したことが確認されている。

画像は『Ariana Grande 2021年8月15日付Instagram「!」、2020年12月26日付Instagram「merry」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)

2021/10/30 19:06

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