脱毛PR漫画なのに“毛深くなる”展開が話題?!広告主にOKを出したワケを聞いた

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皆さん、ブッ飛んだ脱毛漫画をご存じですか?美容脱毛サロン・ミュゼプラチナムのPR漫画なのですが、その内容の斬新さがSNSで大きな話題を呼んでいます。

◆脱毛PR漫画とは思えない“毛深くなる”ストーリー?!

物語は主人公・ひとみがせっかくの彼氏との夜にムダ毛を剃り忘れた恥ずかしさから逃げ出してしまうところから始まります。

ここまではよくあるシチュエーションのように思えますが、そこからまさかのタイムマシンに乗ってタイムスリップ?!そこでイケメン原始人と出会い恋に落ちます。

原始時代にムダ毛を気にする人はおらず、むしろ「生えていることが普通である」ことにひとみは気づかされ、彼との関係も体毛もどんどん濃くなっていくのです。すっかり原始時代に馴染んだひとみでしたが、うっかりタイムマシンに乗ってしまい現代に戻っていきます。そして衝撃のエンディングへ……。こんな脱毛漫画、今まで見たことない!

◆漫画のネームを見て「天才だと思いました」

こちらの漫画、『恋愛メディアAM』とミュゼプラチナムとのタイアップにより生まれた企画なのだそう。いったいどういった経緯でこんな話になったのでしょうか。AMの担当者さんに制作秘話を聞かせてもらいました。

――この脱毛漫画のストーリーは誰が考えたものなのですか?

「もともと恋愛メディアAMで実施した記事広告で、企画・原案はAM編集部が作成しています。脱毛系の広告は『○○していないと、彼に嫌われる!』など他人目線ありきの訴求が多く、そこにずっと疑問を感じていたので『自分が自分のために脱毛する』という内容にしたいと思いました」

――読み始めた段階では、まさに『○○していないと、彼に嫌われる!』タイプの漫画のようなスタートでしたね。

「よく目にする美容系の広告にありがちな漫画……かと思いきや、急展開でインパクト大の漫画を作成することにしました。加えて『脱毛漫画だけど毛を生やしちゃお』と思いつき、主人公をタイムスリップさせて縄文人と恋に落ちる内容になりました」

――見事に急転直下すぎでしたね(笑)。作画はTwitterフォロワー数25万人超えの地球のお魚ぽんちゃんが担当していますが、起用された理由は?

「地球のお魚ぽんちゃんさんの漫画は面白さと勢いが絶妙で。また、キャラやキャラ同士の掛け合いがとても魅力的なので、今回のとんでも漫画にぴったりだと思い、依頼させていただきました。

ネームを拝見したとき、原案を遥かに上回る内容に仕上げてくださりました。特に、タイムスリップするシーンの勢いや、縄文人の彼とミュゼの特徴を絡めてくださったところは本当に天才だと思いました(笑)」

◆コンプレックスをあおる脱毛広告を逆手にとった

さらに、ミュゼプラチナムの広報さんにも話を聞いてみました。

――従来になくここまで発想が飛躍した面白さに振り切った作品を、PR漫画としてOKした理由は?

「最近『脱毛してなかったから彼氏に振られた』等、コンプレックスを煽(あお)る脱毛広告が増えており、よく受け取られていない事を多く感じます。それを逆手にとってうまくできないか、という意図から今回のPR漫画を制作いただきました。単に面白いからやった訳ではなく、この手法であればミュゼが伝えたいことを楽しく伝えられると思ったためです」

――ミュゼが伝えたいこと、とは具体的には?

「ミュゼとしては脱毛していても、していなくても、自分らしくいられるのであれば、それでいいと思います。冒頭に申し上げたような、定番化した脱毛広告のように『誰か』のためだけに脱毛するわけではなく『自分』らしくいるために、脱毛をしてほしいのです」

――脱毛を考えている読者にアドバイスをお願いします。

「きっかけは何であっても、自分らしくいるために脱毛することを決めた際、ミュゼを選んでいただけたら嬉しいです」

毛が生えてる女性が否定され、フラれたりいじめられたりするストーリーが主流だった脱毛漫画に一石を投じる形となったミュゼプラチナムのPR漫画。今後も新たなアプローチで描く脱毛漫画が生まれていくことを期待しています。

<マンガ/地球のお魚ぽんちゃん 文/もちづき千代子>

【もちづき千代子】
フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。Twitter:@kyan__tama

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