エルチェ戦に向け…アンチェロッティ監督「フィニッシュワークを改善しなければ」

 レアル・マドリードのカルロ・アンチェロッティ監督が29日、公式サイトにてコメントを残した。

 レアル・マドリードは30日にエルチェとのアウェイゲームが予定されており、アンチェロッティ監督は以下のように語っている。

「フィジカル面が勝敗を決めるものではなく、最近の試合でチームが示してきたものを継続することを考え、技術的・戦術的な視点から良いプレーをし、ポジティブな結果を出すことを目指して準備している」

「また、我々はボールを保持している時の攻撃面にも取り組む必要があり、それは改善出来る点だ。我々は決定機を作るための取り組みをしている。もっとポジティブを上手く取ってフィニッシュワークの精度を改善しなければならないし、クロスを入れる際にももっと多くの選手たちがペナルティースポットに入って、ボールが無いところでもさらに上手く動く必要がある」

 また、アンチェロッティ監督はブラジル代表FWヴィニシウスについてもコメントした。

「彼は若く、フィジカル面の回復が他の選手たちよりも早い。しかしながら、今のクオリティーを維持出来ない、あるいは回復が間に合わない場合にはベンチからのスタートになるだろう。我々は彼と彼のパフォーマンスに満足している」

 そして、審判についても言及している。

「審判については話したくない。現在、審判、VAR、アディショナルタイムについて多くの問題が起こっている。試合終盤になるといつもスムーズではない。ただし、それは審判というよりサッカーの問題であり、我々が解決しなければならないことだ」

「VARは、特にオフサイドのような客観的な問題について素晴らしい発明だと確信する。一方で、ハンドのように客観性を欠くものに関しては多くの論争が巻き起こる。ただ、VARは多くのことを解決してくれた」

 エルチェとレアル・マドリードの対戦は現地時間30日14:00(日本時間21:00)キックオフ予定となっている。

2021/10/30 15:42

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