スタバ、コメダ、ドトール!人気カフェチェーンの「モンブラン」を食べ比べ
秋のスイーツといえば「モンブラン」はハズせませんよね。そこで今回はスターバックス コーヒー、コメダ珈琲店、ドトールコーヒーで発売されているモンブランを食べ比べてみました。
【スタバ】細部にまでこだわった上品な味わい「栗ずくめのモンブラン」
スターバックス コーヒーからは、「栗ずくめのモンブラン」(9月22日発売、イートイン506円、テイクアウト496円)が新登場。
ココアスポンジの上にマロンフィリングとホイップクリームをのせ、さらにその上からマロンクリームを重ねています。一番上には渋皮付きの栗甘露煮をトッピング。
マロンクリームを細く絞った一般的なモンブランとは違い、色もデザインもシックで落ち着いた佇まいです。
表面のマロンクリームは栗が豊かに香り、くちどけもなめらか。しっかりと濾してあって、食感も味もとても上品です。
中のホイップクリームはミルキーなコクとやさしい甘さ。ココアスポンジはふわっとココアのほろ苦く、全体が甘くなりすぎないようにバランスをとってくれているようです。
注目は、中に入っているマロンフィリング。
マロンペーストで和えたスポンジクラムとカラメルソースを混ぜているそうで、食感はなかなか独特。しっとりとしつつも、栗のほくほく感とスポンジのふわふわ感が同時に楽しめました。
トップにのせられた栗の甘露煮は、ほんのりカラメルのあと味で、これまたおいしい!
それぞれの素材の細部にまでこだわりが感じられ、上質な大人のスイーツといえるモンブランでした。
【コメダ】これぞオーソドックスなモンブラン「純栗ぃむ」
コメダ珈琲店では、秋冬限定のケーキが4種類販売されています。そのうちの1つが「純栗ぃむ」(9月17日発売、450円~520円 ※店舗により異なる)。
この「純栗ぃむ」は、コメダの秋冬ケーキの定番商品。くるくると巻かれたマロンクリームの上に栗の渋皮煮がトッピングされています。ころんとしたシルエットは見ているだけでもほっこりしますね。
マロンクリームの中にはホイップクリームが入っていて、その下はふわふわのスポンジになっています。
マロンクリームは深みのある栗の味わいで、コクのあるホイップと相性バツグン! 意外とさっぱりしていて、スポンジも軽い食感なので、ペロリと食べられちゃいます。
【ドトール】紅芋を堪能できる「沖縄県産紅芋のモンブラン」
この秋、ドトールから登場した3種類のモンブランのうちの1つが「沖縄県産紅芋のモンブラン」(9月30日発売、イートイン458円、テイクアウト450円)。栗ではなく紅芋を使った変わり種です。
パイ生地の上に、焼き上げた紅芋生地と2種類のホイップクリームをのせ、その上から紅芋クリームを絞っています。
紅芋のほくほく感と、ホイップクリームのまろやかな甘さピッタリ!
一番下のパイ生地はフォークを入れるとかたく感じますが、食べるとサクサクとした軽い食感。
ただ、写真の断面を見るとわかるように、紅芋クリームよりも中央のホイップクリームの量が多めです。芋好きよりも、ホイップクリームが好きな人におすすめかもしれません。
皆さんも身近なカフェのモンブランでホッとひと息、秋を感じる時間を過ごしてみてはいかがでしょう。
(ライター/富士みやこ)
スターバックス コーヒー ジャパン
https://product.starbucks.co.jp/food/dessert/4524785481596/
コメダ珈琲店
http://www.komeda.co.jp/info/campaign.php
ドトールコーヒー
https://www.doutor.co.jp/dcs/menu/detail/20210930000004.html