「それはないでしょ!」とドン引きした男性からの褒め言葉8パターン

「素敵だな」と感じる女性に対して、その気持ちを伝えるのは、とてもいいことです。しかしときには、あまりにも馬鹿正直な表現で女性に不快感を与えたり、無理のある褒め言葉で相手を困惑させてしまうことがあると思います。そこで今回は、『オトメスゴレン』読者の女性を対象に「『それはないでしょ?』とドン引きした男性からの褒め言葉」を大募集。実体験をベースにした女性の本音をご紹介します。

【1】「安産型ですばらしい!」など、体型について強引に褒めたたえる言葉

「ぽっちゃり体型」に関する賞賛には「素直に喜べない」とする意見が多く、「『安産型ですばらしい!』って、わたしは子どもを生む機械じゃない」(20代女性)、「『痩せてないところがいいよね』と言われると、『やっぱり太ってる?』と落ち込む」(20代女性)など、「気にしているからこそ、言葉の裏側の意味をかんぐってしまう」(20代女性)というのが真相のようです。褒めたつもりでも、相手に嫌な思いをさせてしまっては元も子もありません。よほどの事情がない限り、「ぽっちゃり体型」には言及しないほうが無難でしょう。

【2】「メイクが上手」「写真うつりがいい」など、「実物はそれほどでもない」と受け取れる言葉

「『メイク上手だね』って、『素顔はNG』ということ?」(10代女性)、「『写真うつり最高!』と言われて『実物は?』とモヤモヤ」(20代女性)など、男性が率直に「いい」と思って発した言葉が反感を買ってしまうパターンです。ほかにも「『横顔カワイイね』って、正面は?」(10代女性)、「『大丈夫、20代に見えます』って、30代で悪いか?」(30代女性)というように、思わぬところで墓穴を掘る男性は後を絶ちません。女性のよいところを褒めるのは悪いことではありませんが、相手がどう受け取るのかを想像する習慣を身につけましょう。

【3】「うちのおかあさんソックリだよ!」など、たとえられてもうれしくない相手を引き合いに出した褒め言葉

男性がよかれと思って引き合いに出した例でも、女性をドン引きさせることがあります。「『ドジっ子でうっかりやさんのところが、うちのおかあさんソックリだよ!』と満面の笑みでささやかれ、ゾッとした」(20代女性)というように警戒心を抱かせてしまったり、「『国会議員の○○さんに似てる!』と言われるが、いい印象がないのでちょっと・・・」(20代女性)など、女性にとってうれしくない人物を挙げることで、逆効果になってしまっては心外です。誰かの名前を出すときには、人選をよく考えたほうがいいかもしれません。

【4】「美人じゃないけどオレにはストライク」など、褒められているのか微妙な言葉

「『もしかして、意外とマニア受けするタイプだよね』って褒めてるの? けなしてるの?」(20代女性)、「『天然っぽいよね』と言われて喜ぶのは『天然』を装っている女の子。わたしは天然ぶりたいわけじゃないので、すごく不本意!」(20代女性)など、どう受け止めていいのかわからない言葉に、女性が戸惑っているケースです。「『美人じゃないけどオレにはストライクだよ!』って、持ち上げてるつもり?」(20代女性)というように、自信満々に的外れなことを言うと、女性をイライラさせてしまうので、気をつけましょう。

【5】「アンジェリーナ・ジョリーみたいな唇だね」など、実際とはあまりにもかけはなれた点を絶賛する言葉

女性の気を引きたいがために、「いくらなんでも、それはない」という発言をしてしまう男性は少なくありません。「典型的和風顔のわたしに、『アンジェリーナ・ジョリーみたいにセクシーな唇だね』っていうのはありえない」(20代女性)などと冷静に分析されて、お互い気まずくなってしまうのがオチです。「『はかなげなところがたまらない。守ってあげたい』と言われても、剣道部の主将だった自分は、そこらの男よりも強い自信がある」(30代女性)というように、女性のキャラクターを見抜けない口説き文句も、意味がありません。

【6】「マチルダさん的な存在です!」など、女性が理解に苦しむものにたとえた褒め言葉

「『七福神にいそうな顔だよね! 超好み!』って、いくらなんでも褒めているとは思えない」(20代女性)、「合コンで『妹系でしょ?』とジロジロ見られて気味が悪かった」(20代女性)というように、発言の真意がわからないと、女性は引いてしまいます。ほかにも「『マチルダさん的なあこがれの存在です!』と力説されても意味不明!」(30代女性)、「『白ヤギっぽくてイイ!』って何?」(20代女性)など、理解に苦しむたとえが多数寄せられています。褒めたつもりでも、相手を困惑させるだけでは徒労に終わるので、注意しましょう。

【7】「すっげえエロいよね!」「胸でけえ!何カップ?」など、下心むき出しの言葉

男性の下心むき出しの発言に、不快な思いをしたという意見が多く寄せられました。「『おまえ、すっげえエロいよね』って、どこ見てんの!」(10代女性)、「友人に紹介された男性から、初対面で『スタイル抜群ですね!っていうか胸でけえ! 何カップ?』と言われて、無言で席を立ちました」(30代女性)など、男性はワクワクする気持ちを素直に伝えただけかもしれませんが、単なるセクハラ発言です。品位が問われかねないので、「セクシーだ」と感じる相手であればこそ、努めてその点には触れず、紳士的な態度を心がけましょう。

【8】「この青い海よりも君の瞳は美しい」など、普通の男性には無理がある大げさな言葉

「浜辺でバーベキューをしたとき、いつもはおとなしい男友達から『この青い海よりも君の瞳は美しい』と言われて、『酔っ払ってんの? アハハハ!』と大笑いした」(20代女性)、「コスモスが咲く公園で『この花の百万倍、あなたはキレイだ』と手を握られた。面倒なことになりそうだと予感してダッシュで逃げた!」(20代女性)というように、「歯の浮くようなせりふ」は、女性に相手にされないばかりか、不気味がられてしまう場合がほとんどです。変に考えすぎず、身の丈にあった言葉で好意を表現したほうがいいでしょう。

言ってしまった覚えのある「褒め言葉」はありませんでしたか? 男性のキャラクターによって、ほかにもさまざまなNGワードが考えられると思います。皆さんのご意見をお待ちしています。(松田久美子)

2023/10/30 8:00

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