【スワンS枠順 データ分析】内回りコースでイメージ通り、内枠が強い

 30日に阪神競馬場で行われるスワンS(3歳上・GII・芝1400m)について枠順・馬番別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い阪神芝1400mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 参考までに枠順による成績を比較すると下記の通り。

1枠 8-12-6-70/96 複勝率27.1% 複勝回収率149%

2枠 10-3-5-84/102 複勝率17.6% 複勝回収率36%

3枠 12-4-11-79/106 複勝率25.5% 複勝回収率100%

4枠 7-6-8-89/110 複勝率19.1% 複勝回収率44%

5枠 10-10-6-94/120 複勝率21.7% 複勝回収率62%

6枠 6-13-13-95/127 複勝率25.2% 複勝回収率77%

7枠 13-8-10-111/142 複勝率21.8% 複勝回収率87%

8枠 1-11-11-129/152 複勝率15.1% 複勝回収率55%

【16頭立て以上】

1枠 4-6-3-45/58 複勝率22.4% 複勝回収率193%

2枠 4-1-4-49/58 複勝率15.5% 複勝回収率28%

3枠 7-3-5-43/58 複勝率25.9% 複勝回収率136%

4枠 5-4-4-45/58 複勝率22.4% 複勝回収率46%

5枠 4-3-2-49/58 複勝率15.5% 複勝回収率41%

6枠 2-3-6-47/58 複勝率19.0% 複勝回収率70%

7枠 2-2-6-60/70 複勝率14.3% 複勝回収率94%

8枠 1-7-2-68/78 複勝率12.8% 複勝回収率31%

 枠番別成績から一目瞭然だが、内枠有利が色濃く出ている。1枠が複勝率、複勝回収率ともトップなのに対し、8枠は複勝率が最低で複勝回収率も55%と低調。8枠は152頭出走して1勝、勝率0.7%という極めて厳しい数字となっている。一方の1枠は複勝回収率149%なので、人気の有無にかかわらず、押さえておいた方が良いだろう。

 スワンSは多頭数での施行が濃厚。そこで16頭立て以上に絞って枠順別成績を出してみると、大方の予想通り、より内枠有利、外枠不利が強調される結果に。内回りコースだけに、外枠のロスが大きいということだろう。

2021/10/29 12:20

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