ビルバオDF、首位ソシエダとの“バスクダービー”へ意気込み「国王杯決勝の悔しさを…」

 アスレティック・ビルバオのスペイン人DFイェライ・アルバレスが、31日に行われるラ・リーガ第12節レアル・ソシエダ戦へ意気込みを語った。28日、スペイン紙『エル・デスマルケ』が伝えている。

 1試合未消化のアスレティック・ビルバオはラ・リーガ第11節終了時点で4勝5分1敗の8位。31日に行われる第12節では首位に立つレアル・ソシエダとの“バスクダービー”を迎える。

 昨シーズンは新型コロナウイルスの影響で1年の延期の末に、行われたコパ・デル・レイ(国王杯)決勝で“バスクダービー”が実現。同試合で惜しくも敗北したことについて、イェライは「国王杯決勝で負けたことは大きな痛手だった。隣のライバル、生涯のライバルとのダービーで負ける…。だけど、久しぶりの対戦だし、去年は去年。数字なんだから、そういう見方をしないといけない」と心境を明かした。

 また、イェライは「両チームとも良い状態にあり、日曜日に勝てば、上位争いに加わることができる。僕たちは勝ちたい。これは単なるダービーだけど、国王杯決勝の悔しさを忘れていないし、勝ち点3を取りに行く必要がある」と意気込みを語った。

 ここまでラ・リーガ最少失点のアスレティック・ビルバオ。今シーズンの“ロス・レオネス(アスレティック・ビルバオの愛称)のパフォーマンスについて、イェライは「失点が少なく、イケル(・ムニアイン)やイニャキ(・ウィリアムス)、アレックス(・ベレンゲル)のような攻撃の選手が自信を持ち始めると、チャンスが生まれ、ゴールが決まる」とコメント。続けて「現時点での僕たちのサッカーは良いもの。失点が少なく、前線の選手も良いから、ゴールを決め切ることが必要」とフィニッシュの精度に言及した。

2021/10/29 18:29

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