「おかえりモネ」読者が選ぶ“感動シーン”ランキングを発表<1~10位>

【モデルプレス=2021/10/29】29日、いよいよ最終話を迎えるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(総合:あさ8時~、BSプレミアム・BS4K:あさ7時30分~)。モデルプレスはこのほど、「『おかえりモネ』で、最も感動したシーンは?」をテーマにウェブアンケートを実施。モデルプレス読者が選ぶ“感動シーン”トップ10を発表する。

同作は「海の町」宮城県・気仙沼に生まれ育ち、「森の町」同・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・永浦百音(清原果耶)が、“気象予報”という「天気」にとことん向き合う仕事を通じて、人々に幸せな「未来」を届けていく、希望の物語。

◆読者が選ぶ「最も感動したシーン」トップ10

1位:亮、新次への叫び&「かもめはかもめ」を歌う(39話)144票

2位:菅波、百音へ「あなたの痛みは僕にわかりません。でもわかりたいと思っています」(80話)70票

3位:百音「橋を渡ってきた」(92話)51票

4位:亮の本音「お前に何がわかる」「幸せになってもいいのかな」(110話)46票

5位:サヤカ、彩雲を見つめ「どうかあの子に!よい未来を」(45話)39票

6位:菅波の“合鍵キャッチ”(85話)32票

7位:亮&三生ら幼馴染が涙「俺ら、もう普通に笑おうよ」(78話)27票

8位:高村から莉子へ「あなたが闘う場所は私が死守するから」(84話)20票

9位:亜哉子、教師を辞めた理由告白(104話)13票

10位:内田「生きてきて、何もなかった人なんていないでしょう。何かしら、痛みはあるでしょう」(78話)10票

回答数:508件
投票期間:2021年10月15日~10月24日

◆1位:亮、新次への叫び&「かもめはかもめ」を歌う

2位の倍以上の票数を獲得して1位となったのは、亮(King & Prince永瀬廉)と父・新次(浅野忠信)のシーン。漁師となった亮が無邪気に仕事の話をすることは嬉しいが、妻・美波(坂井真紀)を震災で亡くした新次は「それを…しゃべる相手が…話す相手がいないんだ」と吐露。いてもたってもいられなくなった亮は母の十八番であった「かもめはかもめ」を泣きながら熱唱した。

しかし、新次は「やめろ!」と怒鳴りつけ、「お前が歌う歌なんかに誤魔化されねえからよ。俺は立ち直らねえよ!」と感情を爆発させる。こらえきれなくなった亮も縁側で1人涙するのだった。

<読者コメント>
「声を震わせながら父が自分自身も大好きだった母が好きだったかもめはかもめ…声を震わせ海底から叫んでるような声、こんな切ない歌聴いた事がありません。永瀬廉くんの演技圧巻でした」

「りょーちんと新次さんの美波さんを亡くしたという超えられない心の痛みがどちらからも伝わってきて、抱きしめてあげたくなりました」

「ドラマを観てこんなに涙が出たのは初めてでした。りょーちんの叫びはもちろん苦しいけど、新次さんの気持ちもすごくよくわかる。及川親子にただ幸せになってほしいと願い続けていました」

◆2位:菅波、百音へ「あなたの痛みは僕にわかりません。でもわかりたいと思っています」

2位は菅波(坂口健太郎)と百音が結ばれたシーン。震災の日、高校受験のため仙台に行っていた百音は、妹・未知(蒔田彩珠)の「お姉ちゃんは津波見ていないからね」という言葉がずっと心に残っていた。様々な葛藤を抱える百音だったが、菅波はそんな彼女を抱き寄せ、「あなたの痛みは僕にわかりません。でもわかりたいと思ってます」と伝えたのだった。

<読者コメント>
「つらい思いをした人に、こんな声のかけ方があるんだなぁ…と、何時も何時も繰り返し考えさせられた言葉でした。同じ経験をしても一人一人感じ方が違うのだから、その人の気持ちはわからない。だけど、寄り添ってわかりたいと思うことに深い愛を感じました。坂口健太郎さんは役になりきるというよりは、その役の人を1番理解する人でいたいと以前話してました。そんな坂口さんが演じた菅波先生だからこそたくさんの人の心に響いたんだろうなぁと思います」

「先生の人としての優しさ、モネを心から思う気持ちに、私が揺さぶられまくりました」

「わからないけどわかりたいと思う。そういうことをどこかで感じていながらも、言葉にすることの凄さというか、遠回しではなく、ストレートに。こんなセリフ、初めて聞いたような気がしました。言葉の選び方も好きですし、そうだよな…とスッと心に入ってくる。これを言われたらどんなに嬉しいだろうかと、すごく感じました」

◆3位:百音「橋を渡ってきた」

百音の踏み出した“第一歩”が3位にランクイン。祖父・龍己(藤竜也)のカキ棚が竜巻の被害を受けたと知り東京から地元に駆け付けた百音だが、大勢の人がまるでお祭りのように永浦家の片付けを行う様子を見て、自身が震災の時に島にいなかったことを思い出してしまい、なかなか輪に入れない。しかし、菅波からの「また言うの?『何もできなかった』って。『あの時いなかった』っていう思いに押し潰されてきたのは誰ですか?」という言葉を思い返し、勇気を出して皆の元へ一歩踏み出した。

温かく迎え入れた家族や幼馴染らに、百音は「橋を渡ってきた」と新しく開通した橋を渡ってやってきたと涙で明かす。震災の時にはまだ橋が架かっていなかったため、海の向こうからただ島を見つめることしかできなかった百音が、年月を経て故郷を救いたい気持ちで踏み出した“第一歩”だった。

<読者コメント>
「この物語の根幹にもなるシーン。島にいることが辛くて出ていったモネが、気象予報士という立場になって、ようやく自身の痛みに向き合うことへの第一歩を踏み出せたから」

「菅波先生に背中を押されながら、逃げ出した故郷に勇気を出してたった1人で対峙した山場と言って良いシーンだったと思います。ブラウスに涙の跡が沢山ついた清原さんの泣く演技が圧巻で、私も涙が止まりませんでした」

「震災の時、ただ茫然と島を見つめて泣いていた百音が、橋を渡って家族の元へ向かう。そしてその勇気の裏には彼女の価値観を変えた菅波先生の言葉がある。全てがここに繋がっていたのだと感じました」

◆4位:亮の本音「お前に何がわかる」「幸せになってもいいのかな」

4位は、これまで幾度となく「大丈夫」と言い自身の想いを語らなかった亮が、百音と未知についに本音を明かした場面。「『お前に何がわかる』そう思ってきたよ、ずっと。俺以外の全員に」と感情をあらわにした亮。長年自身に想いを寄せそばにいた未知と交際することでより苦労させてしまうことを懸念し、「その度に大事な人に辛い顔させんのは嫌だ」とも明かした。

未知はそれを受け「一緒に居たいってだけじゃダメなの?」と亮の手を握り、亮は「俺幸せになってもいいのかな?」と漏らすのだった。

<読者コメント>
「いつも自分を押し殺して生きてきた、亮くんが初めて感情を爆発させ幸せになりたいと素直になった。長い長い亮くんの心の闇が晴れたようで、あの自然な笑みを思い出して感動しました。繊細な感情が亮くんの表情からも滲み出ていて俳優・永瀬廉の底力を感じました」

「常に優しいりょーちんが、終盤になってやっと語った本音。辛いシーンですが『やっと話してくれた』とどこかでホッとしました」

「ドラマの中で一つの大きな軸を背負ったりょーちん。幼馴染の中でも少し大人っぽく見えていた彼が、感情のままに吐き出した『お前に何がわかる』で胸が締め付けられました」

◆5位:サヤカ、彩雲を見つめ「どうかあの子に!よい未来を」

5位は登米編のラスト、サヤカ(夏木マリ)のシーン。上京することになった百音は、登米でずっと親代わりのような存在であったサヤカに、森の中で「10分後にあそこの空を見てください」と告げ別れる。待っていたサヤカはヒバの樹の根本から新芽が生えていることに気付き、ふと空を見上げるとそこには美しい彩雲が。「山の神様!いや海の神様でも、空の神様でもいい、どうかあの子に!よい未来を」と祈るのだった。

そして一つの節目となったこの回では、通常はオープニングで使われている主題歌、BUMP OF CHICKENの「なないろ」がこのラストシーンで流れた。

<読者コメント>
「サヤカさんがご自分の孤独を押し殺してでも若者の未来を後押しする愛情にぐっときます。『山の神様!いや海の神様でも、空の神様でもいい、どうかあの子に!よい未来を』の言葉とともに流れる『なないろ』と光が織りなす名場面だと思います」

「切り倒されたヒバの木から出ていた新芽に、震災の辛い経験から立ち上がろうとするモネや全ての人々の希望の力と、モネの未来を祈るサヤカさんの愛を感じて号泣しました」

「ヒバの根元から生えている新芽に気付いたサヤカさんが、モネの未来を願う姿に感動した。主題歌が流れるタイミングも絶妙で、今までの朝ドラでも見たことのない演出だった」

◆6位:菅波の“合鍵キャッチ”

菅波の“合鍵キャッチ”が6位に。菅波が登米に戻ることを決意し、一緒に過ごせる時間はあとわずかだった2人だが多忙な日々ですれ違いが続く。百音は「鍵なんか渡すから。会いたかったんです。ちょっとでもいいから」「でも先生もう行っちゃうから、返します」と抱えていた不安な気持ちを明かし、合鍵を投げた。

少々運動音痴な一面があり、これまで投げられたものをキャッチできなかった菅波だが、この時は見事片手でキャッチ。「今後何を投げられてもあなたが投げるものなら僕は全部取ります」と伝え、百音は菅波の胸に飛び込んだ。

<読者コメント>
「痛みをわかりたいと言った菅波先生が、モネを本気で受け止めたシーン。彼の覚悟が伝わってきました」

「人と深く関わることを避けていた菅波がモネと出会ったことで徐々に変化し、ここでモネの気持ちを真っ向から受け止める。“恋人”という言葉だけでは表現しきれない深い絆を感じました」

「2人には『支え合う』という言葉がぴったり。もちろんキュンキュンもしたけれど、それ以上に胸がいっぱいになって涙が溢れました」

◆7位:亮&三生ら幼馴染が涙「俺ら、もう普通に笑おうよ」

東京に集結した百音・亮・三生(前田航基)ら幼馴染は、子どもの頃に手を繋いで皆でUFOを呼び、亮が改造人間にされたと思い込んでいたという思い出話で盛り上がる。後に震災の話になると、母を亡くしている亮は「話しても地獄、話せなくても地獄なんだよね」と明かし、「でもさ、もうできねえじゃん。昔UFO呼んだ時みたいに、こうして皆で輪になって手繋いで叫ぶみたいなの。もう大人だし。『心一つに』とか、そんなの無理だし。結局誰も何も言えないし、祈ってもUFOは来ない。俺ももう改造されない。一生ずっとこのまんま。でもそれはしょうがない」と吐露。

しかし、これを聞いていた三生は亮の手を掴み、「皆で祈れば叶うんだよ!」と涙ながらに熱弁。「皆バラバラのところいたって、これからだってUFOは呼べるんだよ。信じてるよ。手なんか繋がなくなったっていい。心一つになんかしなくてもいい。俺らはUFOだってなんだって呼べんだよ」と力強く語り、思わず亮・百音らは涙を流した。そして最後には「俺ら、もう普通に笑おうよ」と話すのだった。

<読者コメント>
「困難を乗り越える時、団結が呼びかけられることが多いです。『みんなで一緒に頑張ろう』と。確かに団結しないと乗り越えられないこともありますが、その一方で、どうしても『一緒に』という気持ちになれないこともある。三生の言葉は、そういった複雑な気持ちも肯定していると感じました」

「こんなに仲が良くても、この時まであの日について触れることはできなかった。そんな心の痛みの大きさを表現するのはとても難しいことなのに、若手俳優陣が見事に表現していて涙が止まらなかった」

「この日のモネは15分間、ほとんどセリフを発さず幼馴染たちの話に真摯に耳を傾けていました。表情だけで百音の感情を見せた清原さんの演技力に脱帽しました」

◆8位:高村から莉子へ「あなたが闘う場所は私が死守するから」

8位は、高村(高岡早紀)が莉子(今田美桜)にかけた言葉。莉子は、自身がキャスターとして番組に出演する時間から急に視聴率が下がったことで、自分を思いきり卑下してしまう。それを見た高村は冷静に「やめなさい」と返し、「あなた自身で、実力で勝負できるって信じなさい。信じられるぐらいになりなさい。あなたが闘う場所は、私が死守するから」と告げるのだった。

<読者コメント>
「高村さんはまさに上司の鏡。こんな上司が私の職場にもいてほしいと心から思いました」

「自分の味方は自分だと。何より自分を信じる。芯をしっかり持つ。その為の努力をするんだと。女を言い訳にするのはもう時代遅れだと。酸いも甘いも乗り越えた高村さんの言葉。後輩への助言が本当にかっこよかった。震災からの復興というモネのテーマとは直接には繋がらないかもですが、困難との立ち向かい方、自分の人生との向き合い方など、全てはつながっていてとても心に残っています」

「若者たちのすぐそばには必ず頼りになる大人がいること、これはこのドラマの大きな魅力の一つでした。莉子ちゃんは震災の経験を抱えるモネたちとは違うけれど、それでも個人の痛みを抱えている。高村デスクが慰めではなく、あえて強い言葉を選んだところに感動しました」

◆9位:亜哉子、教師を辞めた理由告白

百音の母・亜哉子(鈴木京香)が、百音に教師を辞めた理由を明かすシーンが9位にランクイン。亜哉子は震災の日、目の前の生徒よりも百音や未知のこと考え、生徒たちを置いて百音たちの元に駆けつけようとしてしまったと涙ながらに告白。その後、自責の念で教師を辞めてしまったと打ち明けるのだった。

<読者コメント>
「同じ子を持つ親として、またわたしも保育園で働いているので、亜哉子さんの気持ちが痛いほど伝わってきました。また、震災で同じように痛みを抱えた人も沢山いるのだろうな、何年経っても癒えないものなのだなととても苦しくなりました。そういった様々な気持ちで放送後も涙が止まりませんでした」

「何回繰り返して観てもここで泣いてしまいます。もちろん生徒は大事。でも何よりも自分の子が大事。震災の日の亜哉子さんの気持ちを思うと本当に苦しかったです」

「子どもたちを支えてきた大人たちにも、同じように痛みがあることがひしひしと伝わってきた場面。自分が同じ立場だったら…と考えて涙が溢れました」

◆10位:内田「生きてきて、何もなかった人なんていないでしょう。何かしら、痛みはあるでしょう」

内田(清水尋也)が莉子や菅波、野坂(森田望智)と話すシーンが10位に。百音に加え、野坂も神戸で震災を経験していたと知った莉子は「何もなく、普通に、ひたすらハッピーに生きてきた私みたいなのは、こういう仕事して、人に何か伝える資格とかあるのかな」と自身が気象予報士をしていることに対する疑問を吐露。すると、内田は「生きてきて、何もなかった人なんていないでしょう。何かしら、痛みはあるでしょう。自覚しているか、してないかは別として」と伝えた。

この78話が放送されたのは、9月1日の“防災の日”。内田のセリフには「作品に込められた最大のテーマ」「防災の日に観られてよかった」など多数の反響が寄せられていた。

<読者コメント>
「この回は、すべて良かったです。みんなが集まって、3月11日を語る(第7位の幼馴染たちの場面)。あのシーンもすごく良かった。でも、内田くんが、当事者でもなく、モネちゃんの痛みを1番知りたいという菅波先生でもなく、ある意味かなり外側にいる内田くんの一言が、本当に響いたんです」

「防災の日にこの内田くんのセリフを持ってくる脚本が凄い。そして、難しいシーンを見事に演じ切った清水尋也さんも素晴らしかったです」

「この作品のテーマを、まさか内田くんが言うなんて。驚いたとともにすごく納得させられました。こんなにも全員を救ってくれるセリフがあったのかと」

◆後記

百音のみならず、登場人物1人1人の抱える痛み、葛藤、そこからの変化や成長を丁寧に描いた同作。それが、多くの視聴者の心を掴んだ理由なのだと感じた。最終話のあらすじは「そして数年後…」という言葉で締めくくられた。それぞれが迎える結末に注目が寄せられている。

なお、モデルプレスでは読者が選ぶ“胸キュンシーン”ランキングも発表。合わせてチェックしてほしい。(modelpress編集部)

情報:NHK

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  • 10/29 7:00
  • モデルプレス

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