【ガルプラ】「Girls Planet 999」ファイナル、1位と9位の発表は感動の展開に!

 日中韓ガールズオーディション番組「Girls Planet 999:少女祭典」(通称ガルプラ)にて10月22日、デビューメンバーの9人が発表された。新グループ「Kep1er」(ケプラー)に選ばれた9人がその名前を呼ばれた瞬間はどんな様子だったのか。前稿で紹介した8位坂本舞白と7位江崎ひかるに引き続き、熱い場となった1位や9位を含む残り全メンバーの発表を振り返ろう。

 6位は「FATE」(イ・ソニ)で感動的なステージを作り上げたカン・イェソ(K)。「Utopia」のステージでもキリングパートを務めるなど、積極的に見せ場を作るものの、順位が落ちていく現実に「TOP9に名前が挙がることはできないのだろう」とつらい思いを抱いていたという。

 そんなイェソといえば、坂本舞白と同じcellにいた際、坂本宛てに書いた手紙が話題を呼んだもの。「お姉さんが高いところに上がれば私も努力して追いかけていきます」「私が隣で面倒を見ます!」と綴っていたイェソのデビュー決定は、同じ事務所、同じcellで練習を重ねてきた二人が一緒にデビューの夢をかなえた瞬間でもあった。16歳というデビューメンバーでは最年少のマンネ(末っ子)としての活動にも期待が高まる。

 5位に名を連ねたのは明るいエネルギーが魅力のソ・ヨンウン(K)。注目されるようになったきっかけは、難易度の高い「英雄:Kick it」(NCT 127)でのパフォーマンス。ステージが始まる前は持ち前の明るさで笑顔のヨンウンだったが、ステージが始まると一変。目つきががらりと変わり、何かに取り憑かれたかのような勢いのパフォーマンスで多くのガーディアンたちを驚かせ、<見入ってしまった><カッコよくてひとめぼれ>とそのパフォーマンスに圧倒された様子だった。

 またヨンウンといえば、川口ゆりな、シェン・シャオティンと同じ「ケンチャナヨ(大丈夫だよ)」cellのメンバーとしても人気を博した。二人がTOP9に選ばれた際に自身は選ばれなかったもののメンバーの成功を全力で喜ぶ姿や、逆にヨンウンのステージでシャオティンと川口がまるで我が子を見るような目で応援している姿が話題を呼んだ。そのヨンウンは番組の最初から最後まで黒い衣装を身にまとっており、SNS上では<これからは違う色もたくさん着てね!>というメッセージが。今後のステージ衣装にも注目だ。


 いよいよ順位発表も後半戦。4位に名を刻んだのは、ダンス、歌、どれをとっても高い実力で、リーダーとしての力を発揮し続けた、キム・ダヨン(K)。どれも素晴らしいステージだったが、なんといっても「Ice Cream」(BLACKPINK)のステージには感動を超えた感動があった。

 自らキリングパートを務めるものの、その分周りのメンバーもしっかりと目立てるような構成に仕上げ、マスターたちから賞賛を受けた。またプラネットパスでメンバー入りし、ダンスに不安を抱える大山琉杏に付きっきりでアドバイスをしている姿は人柄の良さそのものを表していた。

 過去にはKグループトップのKO1でありながら、TOP9に選ばれなかったことを気にしていたダヨンだが、「いつもベストを尽くそう」ということだけを考えて突き進んできた。「本当に夢のようです」「信じられません」とコメントした彼女は最後に大きなハートを作りながら家族にデビューを報告。たくさんの人に感謝の気持ちを伝えた。

 そして3位の座をつかみ取ったのは、チェ・ユジン(K)。2015年デビューのグループ「CLC」で活動していた彼女は、自身に存在感がないことを感じていたという。

 所属事務所からグループ活動はもう行わないと告げられたのち、これからも歌手として活動して新たなステージに進むためにガルプラに挑戦。切実な彼女の思いと、シリーズ序盤の「プラネット探索戦」ステージでは内面からあふれ出る明るいエネルギーに、マスター全員がオールパスでTOP9候補としてユジンを選び、涙する姿がとても印象的だった。

 その後も「Shoot!」(POP! CORN )や「How You Like That」(BLACKPINK)など、ポップで明るい曲からガールズクラッシュな曲まで様々な表情を披露し、最高のステージを作り上げた。「チャレンジしてよかった」とうれしさを見せる一方で、「これからももっと多くのステージをお見せしたい」「謙虚で感謝の気持ちを忘れない歌手になりたい」と意気込んだ。

 ここまで8位から3位までは一人ずつの発表だったが、1位と2位は候補者が二人呼ばれることに。一人目に候補として呼ばれたのはキム・チェヒョン(K)。そして二人目に呼ばれたのがヒュニン・バヒエ(K)だ。

 チェヒョンは「My Sea」(IU)で圧巻の歌声を披露。バヒエはとくに目立つ活躍は少なかったものの、「Fiesta」(IZ*ONE)では高音をきれいに歌い上げ、自分のパートを一回一回丁寧にこなしていた。

 そして見事1位に輝いたのは、キム・チェヒョン。崩れ落ちるチェヒョンの肩を2位となったバヒエが優しく撫でながら称賛する。チェヒョンは「驚いて涙が出ません」とコメントしつつ、関係者へのお礼を口に。さらに「プラネットガーディアンという名前は最初は聞きなれなかったが、今ではその言葉を聞くだけで幸せな気持ちになる」とファンへの感謝を口にし、「大きな力を与えてくれる」とトップにふさわしいコメントを披露。メンバーとハグを交わしながら文字通りの頂上へと歩んでいった。


 そして最後は9位候補としてシェン・シャオティン(C)、キム・スヨン(K)、そしてグィン・マヤ(K)の3人が呼ばれることに。結果、スヨンは10位、マヤは11位となり、最終的に選ばれたシャオティンは、Cグループから選ばれた唯一のメンバーとなった。

 シャオティンは圧倒的なビジュアルと実力を持ちあわせ、かつて1位にも上り詰めた実績の持ち主。「How You Like That」や「Shine」でキリングパートを務め、常にその存在感を露わにしていた。「努力すればなりたい自分になれると思う」との想いを語り、「これからも努力し続けます」と今後への意気込みを口にしていたシャオティン。最後はプラネットガーディアンやマスターたちへの感謝の言葉で締めくくった。

 無事にフィナーレを迎えた今回の「Girls Planet 999」オーディションには、肯定的な意見もあれば否定的な意見もあった。誰もが新しいことに挑戦する時に勇気や苦悩を経験するように、ガールズプラネットという大きな舞台に挑戦する研究生たちはみな、その人なりに悩んだり考えたりしたに違いない。

 そんな彼女たちに差を見出すことはできるはずがない。なぜなら私たちが目にしたものは、画面に映るほんの一部。ましてや時には自分自身の気持ちですら分からなくなることがあるのだから。

 夢をかなえたメンバーがいる一方、夢をかなえられなかったメンバーもいる。でもその誰もが、勇気をもってオーディションに参加し、私たちに夢や希望を与えてくれたことに感謝の気持ちでいっぱいだ。アイドルという夢をもって私たちの前にその姿を見せてくれたことに「ありがとう」と伝えたい。

(曽我部真衣)

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