小室圭さんをプロデュースする眞子さまに衝撃。会見で気になる2ワード/辛酸なめ子

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 10月26日、秋篠宮家の長女眞子さまと小室圭さんが結婚後、都内ホテルで記者会見を開きました。皇室を離れる際に支給される一時金を受け取らず、関連儀式は行わないなど、異例づくめとなった結婚。お二人の言葉に日本中が注目するなか、記者会見では11分間の“お気持ち”を読み上げ、質問には文書で回答しました。

 今回の記者会見について、『皇室へのソボクなギモン』などの著者もある、皇室ウォッチャーのコラムニスト辛酸なめ子さんはどうみたのか、寄稿いただきました。(以下、寄稿)

◆「まるでアナ雪」、それなら小室さんは…

 国民が固唾を飲んで見守った小室夫妻の結婚会見。当初予定されていた質疑応答が直前でなくなるなど、想定外の事態で世間をざわつかせました。

 会見に向かわれる前、秋篠宮邸の玄関前で、佳子様が眞子様をハグした姿は感動を呼びました。まるで「アナ雪」のアナとエルサの抱擁のよう、とネットでも評判だったようです。そうなるとアナが婚約したのは悪の王子ハンスで、王に成り上がるためアナに近付いたのが発覚。海に突き落とされたり拘束されたりしたあと、強制送還の憂き目に合っていました。でも小室さんはそんな悪巧みはしていないと信じたいところです……。

◆小室さんの不敵な笑みは自信の表れか

 会見に登場した小室圭さんはピンストライプのスーツで、眞子様は淡いブルーのワンピース姿で、4年前と比べると洗練度が高まった印象です。そしてこれまで数々の試練をくぐり抜けてきたからか、タフになられたような……。

 眞子様はご公務で人前に出ることは慣れていますが、小室さんは4年ぶりの表舞台。それなのに緊張感があまり感じられず、最初こそは不安げな眼差しでしたが、すぐに不敵な笑みを浮かべられていたのが印象的でした。

 ちょうどニューヨーク州弁護士会の主催する論文コンペティションで1位になったので、その栄誉を思い出して自信がよみがえったのかもしれません。

◆皇室からの卒業式のようだった

 目を合わせ「どうぞよろしくお願い申し上げます」と声を合わせてご挨拶されたお2人。その後は交互にかしこまった口調で文書を朗読していて、卒業式のようでした。「はじめて下級生ができた2年生」「生まれてからいろいろな人に支えられてここまできました」といった呼びかけがフラッシュバックします。

 これは皇室からの卒業式なのかもしれない……と感じました。ただ卒業式では、運動会とか遠足とかキャンプファイヤーとかポジティブな思い出がほとんどですが、この結婚会見ではわりと非難や怒り、悲しみの要素が多かったように思います。

 眞子様に関しては、4年前の結婚会見の時のたおやかな姿と比べても、マスコミやカメラの向こうの国民を見つめる眼力の圧がだいぶ強まっています。ご結婚を心配して勝手なことを申し上げた身としては、画面ごしに放たれる強い眼差しに恐縮し、これまでの非礼を謝罪しなければならないと思わされるほどでした。

◆心に残った2ワード

 会見の内容については既に報じられていますが、心に残ったワードは、何度か出てきた「いわれのない物語」と「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問」です。

「いわれのない物語」は映画のタイトルになりそうなキャッチーなフレーズでしたが、「誤った情報が事実であるかのような印象を与えかねない質問」は、かなり長くて回りくどい言葉なのによどみなく読み上げていたので、会見の文書の朗読は、それこそ卒業式並みにお2人とも何度も練習されて臨んだのかもしれません。

◆嵐を巻き起こしながら新天地へ

 これまで世間の重圧に晒されながらも、愛を貫いていらっしゃった眞子様と小室さん。「いわれのない物語」が報道され、傷付くたびにお互いに励まし合って絆を強めていったのでしょう。結びつきが強固になられるお2人と対照的に、国民は分断されていきました。会見でも、「応援してくださった方々」と「結婚に否定的な考え」を持つ人を明確に分けていらっしゃるようでした。

 前者に対しては感謝を、後者に対しては厳しいまなざしを送っていて、プリンセスの迫力に圧倒されました。「誹謗中傷」ご発言以来、世間では様々な分断が生まれ、賛成派と否定派以外では、国民と皇族の間に溝ができた、というのが懸念されます。

 また眞子様が「日本雑誌協会」の質問に対し「恐怖心が再燃し心の傷が更に広がりそう」と、恐怖や不安を表明されたことで、マスコミ内でもテレビと雑誌が分断してしまったような……。他にも、ご結婚にまつわるニュースで、ヤフコメ欄がAIの判断で誹謗中傷が多いとされて閉じられてしまう件が頻発し、AIと人類の見えざる戦いもありました。嵐を巻き起こしながら、2人は新天地に飛び立って行かれるのでしょう。

◆意外とお似合いの2人かもしれない

 会見では、お2人とも心が強くてプライドが高い、というところが性格的に合っていたのかもしれない、と思いました。「圭さんが独断で動いたことはありませんでした」と眞子様はおっしゃっていましたが、「小室文書」に関しても、眞子様が関与されていたのでしょう。今思うと、「将来の私の家族までもが借金を踏み倒そうとした人間の家族として見られ続ける」ので借金だと認められない、といった記述に眞子様のプリンセスのプライドを感じます。

◆小室さんの人生をプロデュースする眞子さま

 留学についても「圭さんが将来計画していた留学を前倒しして、海外に拠点を作ってほしいと私がお願いしました」と眞子様がおっしゃったのも驚きました。一般人から見ると、生まれたときから人々にかしずかれ、何不自由ない暮らしで羨ましいですが、眞子様は常に窮屈に感じられていて、早く飛び出したかったのでしょう。

 小室さんの人生は眞子様がプロデュースしていた……そしてそんな眞子様の意見を尊重し、意に添うように動く小室さん。これまで野心的でギラギラしている印象でしたが、実は結婚したら奥さん思いの旦那さんになるのかもしれません。

 ちょっと前までは母親が小室さんの人生を誘導していたのが、いつの間にか眞子様に引導が渡されていたようです。実は、染まりやすい男子なのかもしれません。今回、不適な笑み以外は存在が薄かった気がしますが、かわりに眞子様の凛としたお姿が引き立っていました。

◆世間への純愛アピールもバッチリ

 そう思うと「眞子さんを愛しております!」という冒頭の叫びも、眞子様のアドバイスがあっての言葉なのかもしれません。次の言葉から文書読み上げモードになっていて、せっかくの愛のセリフの余韻が消えてしまったのが残念でしたが……。この言葉で純愛だと世間にアピールすることができました。決してハンス王子ではなく、2人の間には真実の愛があると……。2人の愛の力で、世間に生まれた分断を氷解させてほしいところです。

◆どうか恋の魔法がずっととけませんように

 今回の会見で眞子様の強い思いや願望成就力に驚かされました。そして、どんな男性も、プロデュースによって、自分を連れ出してくれる白馬に乗った王子様に育てることができる、というのが眞子様によって証明されました。恋の魔法とインペリアルパワーが合体すると最強です。その魔法がずっととけないで、お幸せに過ごされることを祈ります。

<文/辛酸なめ子>

【辛酸なめ子】
東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。著者は『辛酸なめ子と寺井広樹の「あの世の歩き方」』(マキノ出版)、『辛酸なめ子の現代社会学』(幻冬舎)、『女子校育ち』(筑摩書房)など多数。

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