バルサから大金星…ラージョ指揮官が胸中を明かす「楽しまなければならない」

 ラージョ・バジェカーノのアンドニ・イラオラ監督が、27日に行われたラ・リーガ第11節バルセロナ戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 昇格組のラージョ・バジェカーノは27日に行われたラ・リーガ第11節でバルセロナと“カンポ・デ・フットボル・デ・バジェカス(ラージョ・バジェカーノの本拠地)”で対戦した。ラージョ・バジェカーノは30分にFWラダメル・ファルカオのゴールで先制に成功。その後、バルセロナの反撃を受けると、71分にPKを与えてしまう。しかし、GKストレ・ディミトリエフスキがPKをストップ。試合はこのまま1-0で終了し、ラージョ・バジェカーノは暫定5位に浮上した。

 バルセロナから大金星を挙げたことについて、イラオラ監督は「楽しまなければならない。毎試合バルサに勝てるわけではないからね」とコメント。さらに「この種の試合がどれほど難しいかは知っている。全力で取り組んできたチームの精神を嬉しく思う」と胸中を明かした。

 また、本拠地で受けたファンの後押しについて、イラオラ監督は「信じられないくらいだった。ホームでプレーできるのは、私たちにとって大きなメリット。このアドバンテージを最大限に活用しなければならない」と言及。続けて「ファンの助けは、足が止まったときに、とても顕著に現れる。バジェカスで勝つのは簡単ではないということを、一緒に確認することができた」と称賛を口にした。

 最後に、イラオラ監督は「1部残留には多くのコストがかかっているから、競争することを楽しみたいし、うまくやれば勝てる。(現時点で)勝ち点19を獲得したことは喜ばしいことだけど、複雑な場面もあるだろう。それらを乗り越えていきたい」と意気込みを語った。

2021/10/28 12:36

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます