柳楽優弥、先生役挑戦でデビュー当時を回顧「よかったなと思ってもらいたい」井上真央&加藤シゲアキの印象も語る<「二月の勝者」インタビュー>

【モデルプレス=2021/10/28】日本テレビ系土曜ドラマ『二月の勝者-絶対合格の教室-』(毎週土曜よる10時~)で主演を務める柳楽優弥(31)。モデルプレスのインタビューでは、自身が演じる黒木蔵人の役作りや共感する部分などを語ったほか、芸能界デビューした11歳当時を振り返ってもらった。

◆柳楽優弥主演「二月の勝者-絶対合格の教室-」

今作は、累計200万部以上の中学受験の実態をリアルに描いた人気マンガが原作。「中学受験は課金ゲーム」「親はスポンサー」「君達が合格できたのは、父親の経済力と母親の狂気」など、過激な言動で波紋を投げかけ常に周囲を圧倒するも、「全員を志望校に合格させる」と断言する主人公・最強で最悪なスーパー塾講師・黒木蔵人を柳楽が演じる、中学受験を舞台にした人生攻略ドラマ。

そのほか、黒木に反発する新任塾講師・佐倉麻衣を井上真央、黒木に執着する名門受験塾のトップ講師・灰谷純を加藤シゲアキ(NEWS)が演じる。

◆柳楽優弥、役作りは?黒木先生に共感も

― コロナ禍で撮影も放送も延期となり、ようやく届けることができますが、今のお気持ちをお聞かせください。

柳楽:やっぱり嬉しいです。ようやく放送できるんだなという気持ちになりました。昨年、撮影ができず延期になってしまって、悔しい思いもしたんですけど、今年になったことで得られたことや、よかったなと思えることもあるので、そういうのもこの作品の力にしていきたいなと思います。

― 黒木先生はすごくインパクトのある方だなと思いました。実際に演じてみていかがですか?

柳楽:はっきりと物事を言ったり、的確に伝えたりして、桜花ゼミナール吉祥寺校をかき回していますが、どこまでやったらいいんだろうという匙加減は現場に入ってみないとわからないので、黒木らしく見えるように監督と話し合いながら作っています。今、4~5話を撮影しているのですが、なんでこんなに物事をはっきり言う人なのかが、見え隠れし始めています。

― 役作りではどのようなことをされましたか?

柳楽:実際に塾講師の方にお会いしました。塾の校長先生やトップクラスの先生など、いろいろな方からお話を聞きました。

― 塾講師の方とお話してどういう印象を受けましたか?

柳楽:この作品はリアルだなと思いました。塾を通して、子どもだけでなく大人も成長していく物語でもあるんだなと思いました。黒木先生が言っている言葉は、塾だけでなく、様々な場面で当てはまっていているのかなと思うので、本当にリアルだと思います。

― 黒木先生に共感できるところはありますか?

柳楽:実際僕も11歳の娘がいるので共感できるところはあります。黒木先生のようにはっきりものを言ってくれる人の心強さも感じます。考えていないと思う人もいるかもしれませんが、すごくいろいろな経験をして、トップとして1番効率のいいことを言っている。「私たちのやるべきことはこれです」ってことを一貫して持っている人なんです。

― 黒木先生だけでなく親側の気持ちも理解できるところもあると?

柳楽:僕も同じような状況なので、すごく理解できます。やっぱり進路先はすごく真剣に考えますし、本当に十人十色で、家庭によって全然違うんです。同じことは全くないからこそ、多分黒木は一貫して一つの目標を伝えているんだと思います。

― では、柳楽さん自身も黒木先生の言葉が刺さっているのでしょうか?

柳楽:そうですね。中学受験は算数が合格者・不合格者の差をつけるというシーンがあるのですが、これを聞いたら「算数なんだ」って思っちゃいましたね。原作者の方もすごい徹底して調べられたようなので、教科書的な要素もあると思います。

― ファンの方から「先生役をやって欲しい!」と言われたことがあるそうですが、先生役は初めてなのでしょうか?

柳楽:主人公として先生役をやるのは初めてです。ファンの方がやってほしいと言ってくれていて、ようやく叶ったなという気持ちでいっぱいです。

◆柳楽優弥、井上真央&加藤シゲアキの印象を語る

― 撮影現場の雰囲気はいかがですか?

柳楽:順調に進んでいます。子どもたちがいることで、エネルギーをすごく感じるんです。

― 初共演の井上さんの印象も教えてください。

柳楽:井上さんが演じてきた役っていろいろな壁を乗り越えているイメージがあります。なので、この人しか黒木を乗り越えられないだろうなと思いました。それに素敵な方で、居てくれるだけですごく心強いですね。モニターチェックしているとき、隣にスーッと来てくれるんです。経験値で言ったら芸能キャリアが30年ぐらいの方なので、学ぶ面が多いのですが、常に同じ目線で話してくれるので、本当に心強いです。

― 加藤さんの印象は?

柳楽:第一印象で話が合いそうだなと思いました。釣りをやるとおっしゃっていて、僕もやるので、そういう話をしたり、今まで釣った魚を見せてもらったりしています。

◆柳楽優弥、芸能界デビュー11歳頃を回顧

― 生徒は11歳ぐらいの設定の子が多いですが、ご自身が芸能界でお仕事を始めたのも11歳ということで、その頃を思い出すこともありますか?

柳楽:思い出しますね。学園ものの作品に出させてもらっていたので、自分がロケ地に電車で行っていたことを思い出します。受験ではないですけど、僕も11~12歳のときはオーディションをたくさん受けて、いろんな現場に行けてよかったなと思ったので、そう思ってもらえるようにしたいなと思っています。

― 勉強は好きでしたか?

柳楽:大っ嫌いでした(笑)。推薦で高校に入ろうと、中学のときはそれしか考えていませんでした。

― では、受験したいという子どもの気持ちは当時わからず?

柳楽:でも小学6年生のとき仲の良かった友達が中学受験で私立に行くと決める子が多くて、僕も今から塾に通い始めたら私立に行けるかな、と考えたことはありました。

― でも柳楽さんは勉強ではなく、芸能界の道を選んだと?

柳楽:(芸能界は)もっとシンプルな理由です。人を笑わせたいとか、テレビに出たいとか。

◆柳楽優弥、夢を叶える秘訣を語る

― 柳楽さんご自身の経験を踏まえて、夢を追いかけているモデルプレス読者に向けて夢を叶える秘訣を教えてください。

柳楽:僕はまだ31歳で、大きな夢は全然叶っていないと思っています。ただ、一つ一つの目標は毎年あり、その大きな夢に近づくための目標設定ってすごく大事なことだと思います。進んでいないなって思うときもあると思うのですが、結果目標には向かっていると思うんです。なので、中々理想通りに目標に近づけないな、うまくいかないなって思うことはすごく自然なことだと思うし、振り返るとそういう時期も大切だったなと思うので、夢に向かって一緒に頑張っていきたいです。

― 挫折しそうになったときは、どのように乗り越えていますか?

柳楽:結局乗り越えられると思うんです。例えば勉強が辛いと思いながら、やっていて、それが意味あるのかって聞かれたらわからないですけど、あると思うんです。諦めずにやるってことは大事だと思います。

― ありがとうございました。

(modelpress編集部)

◆第3話あらすじ

桜花ゼミナール吉祥寺校。校長・黒木蔵人(柳楽優弥)の元で講師たちが会議をしていると、そこへ遅刻してきた木村(今井隆文)が慌てた様子でやってくる。なんと、Ωクラスの前田花恋(田中絆菜)が母と一緒にルトワックへ入っていく姿を目撃したという…。桂歌子(瀧内公美)や橘勇作(池田鉄洋)が花恋の転塾を察して焦る中、「転塾の恐れがあるのは前田花恋だけではない」と、一人冷静な黒木は受験生を持つ保護者の不安を語る。「金をつぎこんでも成績が上がらない、引くに引けない状況。私なら転塾させますね」とまで言う黒木は、桜花が誇る金の卵・花恋の転塾の危機に対し「放っておきましょう」の一言だけ…。一方、佐倉麻衣(井上真央)は以前自分が他の生徒に行ったマンツーマン指導を花恋が妬んでいたことを思い出し、花恋が転塾を考えたのは自分のせいなのではと責任を感じる。

その頃、ルトワックの授業を見学中の花恋は講師の灰谷純(加藤シゲアキ)から、成績がトップの生徒しか入れないSクラスへの編入を約束される。「日本一の塾・ルトワックの中のトップ」にすっかり魅了された花恋は体験授業を申し込むことに。花恋は桜花を休むようになり、佐倉は花恋の親友の樹里(野澤しおり)から「花恋が辞めたらあんたのせいだから」とまで責められてしまう…。そんな中、花恋の母・前田麗子(高岡早紀)から面談の連絡が入る。

医師の麗子は、夫は海外赴任で、仕事が多忙な中でも、塾の面談や弁当作りを一人でこなし、花恋の中学受験を支える完璧な母親だった。勉強ができるあまり、学校では教師や同級生たちとうまくいっていないという花恋は、桜花では仲の良い友達ができて楽しく塾に通っていたという。そんな花恋が突然転塾したいと言い出したことに驚いていた麗子だが、ルトワックへの転塾は体験授業を終えてからの花恋の判断を尊重したいと話す。

一方、体験授業中の花恋は、速い授業のスピードやレベルの高いルトワックの生徒たちについていこうと必死だった。桜花では女王様のようだった花恋が、テストではクラスで最下位の点数を取り、講師には名前すらも覚えてもらえないという有様…。負けず嫌いの花恋は、ルトワックの授業に食らいつこうと深夜まで勉強するようになる。睡眠を削ってまで自習する花恋を心配する麗子だったが、ルトワックで一番を目指す花恋は、どんどん自分を追い込んでいく…。

そんなある日、佐倉は偶然花恋の姿を見かける。学校にいるはずの時間帯に一人で公園にいる花恋を心配して声をかける佐倉。その脚には、痛々しい傷痕が付いており…。佐倉から花恋の様子を聞いた黒木は「そろそろなのかもしれない」と意味深な言葉を呟く。その夕方、疲れ切った様子で一人吉祥寺の街を歩く花恋の元に、怪しい人影が近付く…。

◆柳楽優弥(やぎら・ゆうや)プロフィール

1990年3月26日生まれ、東京都出身。2004年、映画『誰も知らない』で初オーディションにして主役に抜擢。2012年、蜷川幸雄演出の『海辺のカフカ』で初舞台を踏み、2014年、福田雄一監督・脚本の『アオイホノオ』(テレビ東京)で連続ドラマ初主演を果たす。近年は映画『ディストラクション・ベイビーズ』(2016年)、『銀魂』シリーズ(2017年)、『夜明け』、『泣くな赤鬼』、『ザ・ファブル』、『今日から俺は!!劇場版』(2019年)、「ターコイズの空の下で」『太陽の子』(2021年)など話題作に出演。2021年12月9日には大泉洋とのW主演映画『浅草キッド』がNETFLIXで全世界独占配信される。

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  • 10/28 8:00
  • モデルプレス

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