バイエルンMFキミッヒ、新型コロナワクチンを接種しない意向示す…独政府報道官は接種を呼びかけ

 バイエルンに所属するドイツ代表MFジョシュア・キミッヒが新型コロナウイルスのワクチンを接種しない意向を示したことで、議論が巻き起こっている。26日に、ドイツ紙『ビルト』が報じている。

 2020年には『We Kick Corona』という新型コロナウイルス対策の慈善活動を立ち上げたことでも話題となったキミッヒだが、23日に行われたブンデスリーガ第9節のホッフェンハイム戦(〇 4-0)後には「長期的な研究がなされていないことに不安を感じる」という理由で新型コロナウイルスのワクチンを接種しない意向であることを告白。「僕は新型コロナウイルス否定派でもなければ、反ワクチン派でもない。それに、今後も絶対にワクチンを打たないと断言しているわけでもないんだ」と、現時点では接種するうえでの判断材料が足りていないと感じていることを明かした。

 ドイツ国内で激しい議論が起こるきっかけとなったキミッヒの発言を受けて、ドイツ政府のシュテフェン・ザイベルト報道官は「欧州連合(EU)が承認しているワクチンについて、手に入るすべての情報を検討してほしい」とコメント。多くの人が尊敬するバイエルンのスター選手として、キミッヒに率先してワクチン接種をしてほしいと訴えている。

2021/10/27 14:42

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