ニューカッスル、プレミア3番目の給与準備も…アヤックス指揮官は興味なしか

 新指揮官の招へいに動いているニューカッスルが、アヤックスを率いるエリック・テン・ハーグ監督に興味を示しているようだ。26日、イギリス紙『デイリーメール』が伝えている。

 ニューカッスルは先日、サウジアラビアの政府系ファンド『パブリック・インヴェストメント・ファンド(PIF)』が主導し、PCPキャピタルパートナーズとRBスポーツ&メディアからなるグループによって買収が成立し、新体制となった。今シーズンのプレミアリーグ第8節終了時点では3分け5敗の19位とし、未勝利となっていたことから今月20日に双方合意のもとでスティーヴ・ブルース監督を解任。大きな資金力を手にしたクラブは新指揮官の招へいを画策している。

 その候補の一人となっているのがテン・ハーグ監督のようだ。報道によると、ニューカッスルはマンチェスター・Cのジョゼップ・グアルディオラ監督、リヴァプールのユルゲン・クロップ監督に次いで、プレミアリーグで3番目に高額となる税引後、年間600万ポンド(約9億4200万円)となる賃金を支払う準備を進めているという。

 しかし、アヤックスとの現行契約が2023年6月30日までとなっているテン・ハーグ監督は、同クラブを離れることに消極的な模様で、ニューカッスル行きに前向きにはなっていないことが伝えられている。

 なお、ニューカッスルは新指揮官の候補として、パウロ・フォンセカ氏(ローマ元監督)、ロベルト・マルティネス氏(ベルギー代表監督)、フランク・ランパード氏(チェルシー元監督)、リュシアン・ファーヴル氏(ドルトムント元監督)らをリストアップしているようだが、新体制となったクラブは誰を招へいするのだろうか。

2021/10/27 13:41

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