CHERRY GIRLS PROJECT[ライブレポート]6人の揺るぎない決意をステージに刻んだツアーファイナル「世間の壁や序列をぶっ壊していきます」


CHERRY GIRLS PROJECTが、10月20日(水)に東京・渋谷TSUTAYA O-EASTで全国5都市を巡った<GOLDRAIN TOUR2021>のファイナル公演を開催した。

10月3日に能守由逢が準メンバーとしてステージデビューを果たしてから、わずか17日。まだ全曲出演ではないものの、6人体制になってから初めてのツアーを経験し、どのようなパフォーマンスを見せるのか。今後のチェリガを占う上でも重要な試金石となる同公演のライブレポートをお届けしよう。

取材&文:タナカヒロシ

同じ事務所に所属するアンフレディアの音羽リイナ、綾坂星恋杏、七橋依乃里による前説(後説は逢坂茉白と森崎美瑠羽が担当)で温められた場内が暗転すると、爆音のSEとともにド派手なオープニングムービーが流れ、観客が一斉に立ち上がる。そして新衣装に身を包んだ6人がステージ中央に集まると、壮大なストリングスの音色が響き、「衝動のemotion」でツアーファイナルが幕を開けた。

激しいバンドサウンドとともに、前へ進む決意を力強く歌う6人。間奏では一心不乱にヘッドバンギングを披露するなど、気合いに満ちたパフォーマンスでオープニングからエンジン全開。続く「fly to the sky」では足を蹴り上げるなどダイナミックなダンスで魅了し、客席からもペンライトを握った拳が次々と突き上がった。

2曲を歌い終えて自己紹介をしたあとは、能守を除く5人で5曲続けてパフォーマンス。パラパラのようなダンスが特徴的な「AI-YAI-YA」、強烈な重低音を響かせた「MISS YOU」、切ない曲調の中でも九瀬いむの《気が狂いそうさ》というフレーズにハッとさせられる「uTITLEn」、4連続キックを何度もくり返して勇敢な姿を見せた「King of Night」、間奏の可憐なワルツも印象的な「TIME」を見せた。

再び能守を加えて新衣装についてのMCをしたあとは、「ナキタイナ」「アンチエーター」など3曲を続けて投下。「神さま、お願い。」では6人がステップやターンをするたびに、斜めにカットされたスカートが美しい軌道を描き、ドラマティックな楽曲をより効果的に演出。最後に天に祈りを捧げる6人の姿は映画のワンシーンのようだった。

アンフレディアのライブを挟み、中世貴族風の衣装に着替えて臨んだ後半戦。「Loveletter」では衣装の雰囲気も手伝い、優雅なダンスとともにミドルテンポのバラードを5人で歌い上げ、続けてチェリガ屈指のバラードである「大和」でも全身で感情を表現。その後は一転して正統派アイドルソングの「君に花束を」で満開の笑顔を見せ、彼女たちの豊かな表現力を堪能できる時間となった。

MCでツアーの想い出を語ったあとは、再び6人に戻って一気に加速。「幻日」「絶望のナルシス」「モンスター」と3曲続けてアップテンポなナンバーを畳み掛ける。特に来瞳舞夢と九瀬いむのシャウトから始まった「絶望のナルシス」では、ハードなドラムに煽られるようにファンも握りしめた拳を突き上げるなど、発声禁止の中でも明らかに興奮している様子が伝わり、曲が終わるとひときわ大きな拍手が沸き起こった。

短いMCを挟んだあとは、今ツアーで初披露となった2曲を披露。情熱的なピアノの旋律から始まる「utopia」では、真汐里緒の迫力ある歌声がオペラのように響き渡り、《答えを探しに旅に出るんだ》と歌う「旅人であれ」は、6人がともに未来を歩んでいく決意を誓い合っているかのようだった。

ライブ終盤には7thシングルとして「愛をちょうだい」をカバーすることも発表。同曲は1995年に発表されたVANILLAのデビュー曲で、チェリガ版のレコーディングにはオリジナルメンバーである川西幸一(現ユニコーン)と野山昭雄も参加。直後には初披露も行なわれ、強いビートに合わせた挑発的な歌唱と気合いたっぷりのダンスで魅了。間奏ではギターソロに合わせて2人ずつペアで踊る場面もあるなど、終始目が離せないパフォーマンスだった。

新曲初披露という山場を終え、メンバーが1人ずつツアーファイナルを迎えた想いを語る。それぞれネガティブな感情もあったことを正直に口にしながらも、前向きな決意をファンの前で誓う中、九瀬は“アイドルは3年目が勝負。できることは全部やって、この6人で私は売れたい”、来瞳は“地下アイドルと言われるのは腑に落ちない。地下アイドルではなく、CHERRY GIRLS PROJECTについてきてください”と力強く宣言。今が勝負という姿勢を明確に打ち出すと、そんな彼女たちの想いを体現するかのように、2022年に<三都物語首都領域拡大作戦>と題したライブを東京・大阪・名古屋で開催することがVTRで発表された。

そしてライブはフィナーレへ。「ときMORE」では幸福感いっぱいのサウンドに合わせて、メンバーもファンも一緒に手を振り、最後の曲になった「僕たちの為に、あの鐘は鳴る」ではメンバーが客席に向かって手を伸ばすと、ファンもステージに向かって手を伸ばして会場が1つになり、さらにファンからのサプライズで2階席に“ツアー完走おつかれさま”の横断幕が広げられるとメンバーの目から涙があふれる。

しかし、これ以上ない理想的な光景で大団円を迎えたと思ったのも束の間、会場に突然サイレンが鳴り響くと、スクリーンに来瞳が“世間の壁や序列をぶっ壊していきます”と話したライブでの一コマが映し出される。続けてガラスにヒビが入る映像が流れ、“To Be Continued”と浮かび上がる文字。果たしてこれは何を意味するのか。謎を残す展開でツアーファイナルは締めくくられた。

7thシングル「愛をちょうだい」(VANILLAカバー)

発売日:未定

詳細は後日発表

CHERRY GIRLS PROJECT
2022年 三都物語首都領域拡大作戦
<春の陣>3月24日(木)東京キネマ倶楽部、3月25日(金)大阪am HALL
<夏の陣>7月7日(木)名古屋ダイヤモンドホール
<秋の陣>10月19日(水)大阪BIGCAT、10月20日(木)東京キネマ倶楽部

詳細は後日発表

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CHEERY GIRLS PROJECT公式サイトCHEERY GIRLS PROJECT公式TwitterCHEERY GIRLS PROJECT公式YouTubeチャンネル

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